2月12日に住宅専門誌リプランの水廻り特集取材がありました。約2時間の準備及び撮影でした。
スパイラルコートは三角形の地形を活かし切ったプランを目標に、前面の大きな空地の将来予想(マンション等)を考慮し、2階に中庭を設けたコートハウスとしました。その中庭を中心に1階から3階へかけて360°2回転室内を歩行動線が巡るプランが特徴です。
日本の古典の庭園建築にある回遊式の考えて、開口部で切り取られる風景や光の変化を立ったり座ったりとレベルの変化を含め、楽しむ構成となっております。特に、食堂と居間には1年を通して朝から日中の直接光が射し込み、快適な環境をつくる計画となっています。次々と奥へ続くシークエンスが美しく、また2年経過して家の中に置かれた置物がより個性的で質の高い環境となっていました。
3月号に掲載される予定です。
遠藤謙一良