ニセコ エレベーションヒラフの別荘が竣工しました
2年前から設計・監理を行っておりました、ニセコの高級造成地エレベーションヒラフの別荘が竣工しました。造成地で設けられたデザインルール、景観条例で屋根・外壁等の指示を受けました。各戸から羊蹄山を望めるロケーションを生かした建物です。 また、各室からテラス越しに外部につながる開放的な空間です。リビング・ダイニングはスキップフロアーで緩やかに固有性を持ちながら融合する構成です。
2年前から設計・監理を行っておりました、ニセコの高級造成地エレベーションヒラフの別荘が竣工しました。造成地で設けられたデザインルール、景観条例で屋根・外壁等の指示を受けました。各戸から羊蹄山を望めるロケーションを生かした建物です。 また、各室からテラス越しに外部につながる開放的な空間です。リビング・ダイニングはスキップフロアーで緩やかに固有性を持ちながら融合する構成です。
社屋新築工事は、基礎を打ち終わり構造形状や金物の詳細決定を経て 材の加工が進んでおります。 11月22日に乾燥釜から出たばかりのエゾマツの無垢材を麓郷へ確認してきました。 その後赤平へ運搬され面を整えられた無垢材で 完成後に内部へ現れる材を想像しながら、全て垢材を確認、 表しで使う面を選定してきました。 実は、プレカット工場でできない加工が半分程度あり、 同時に大工による手加工も進めております。 年内は、1階天井部分までの建て方、 1月の下旬には上棟を目指し、進んでおります。
士別市朝日町で創業70年を越える土木・住宅・トレーラーハウス・福祉を手掛け、東北にも支店を展開する総合企業の新社屋を木造CLTにて設計がスタートしました。来年2019年6月着工1月竣工予定で北海道産材トドマツを岡山県銘建工業でCLTに加工します。最大2.3m×9mの大型パネルでつくるプロジェクトで床や屋根にCLT材が露出し、従来とは違う木材・木質の水平・垂直感の強い空間となります。梁がないのが大きな特徴で、一枚の厚い木の積層された板で壁・床・屋根を構成し、柱・梁は使用されません。壁はCLT板を斜めに組み込み構造壁がクロスする新しい空間を目指します。 11/7~9には岡山県にへ銘建工業の工場やCLTを使用した建築の視察に行きました。 本建築は、弊社では3件目のCLT PROJECTとなります。
白馬岩岳テラス 昨年計画がスタートしたプロジェクトが10月5日無事竣工し、 テープラットによる竣工式とオープニングのレセプションパーティーが 150人を超える方々のもと開催されました。 白馬観光開発株式会社様の依頼。 標高1289m北アルプスの白馬三山(白馬岳標高2932m)を中心に北アルプスの絶景を 一望できる貴重なポイントです。 山並みがつらなる空間を海に見立て人々が集う港をイメージして命名され、 訪れた人々の身体と心を温めるニューヨーク老舗ベーカリー「THE CITY BAKERY」の 店舗とイートインカフェ(インドア)もあります。 白馬岩岳テラスは通年営業され一般ユーザーはじめ、 朝日の中の早朝ヨガ・月明りのナイトヨガ、天空JAZZ・伝統芸能雅楽と舞いなど 白馬の自然環境を愉しむ新しいRESORT LIVE STYLE の提案です。 これからの展開が楽しみです。
五輪通り山口歯科 着工しました。 10月3日五輪通り山口歯科の地鎮祭が快晴のもと無事終了いたしました。 質の高いこれからの地域医療を目指す拠点として2019年4月の開院を目指します。 院長の山口先生は義歯治療と顕微鏡治療を専門に全ユニットマイクロスコープを完備し、 X線を導入し、高度な診断のもと人々が求める質の高い医療を目指します。 医院の建築は、前面の五輪通りを下方からアプローチする際 日中は藻岩山と呼応する三角山屋根型の特徴ある形状とし、 夕景には、゙街のあかり゛となるような光が2重の外壁で 拡散する柔らかなデザインとしています。
9月26日犬飼技官に案内いただき、東大の演習林の見学に行きました。22.755haの広大な森で林分施業法により循環型林業を1958年より実施しています。 今回訪れた森はトドマツ・エゾマツと広葉樹の混交林です。新アトリエ(EAA-project)の木造材を最も美しい樹の1つであるエゾマツでつくりたいと以前より考えており、2年位前から探しておりました。探した結果、現在流通としてエゾマツが出ておらず、トドマツと混材しているのがわかりました。手を尽くして探し、ようやくいきあたったのが東大演習林から再材整備で不定期に出荷された数10本のエゾマツがある事がわかり、昨年伐採された原木を確認し、ようやくアトリエ新築の計画がスタートしました。今回アトリエに使うエゾマツを昨年伐採した森にも訪れる事ができ、木造建築の原点を確認でき、気持を新たにする事が出来ました。エゾマツはトウヒ属でピアノ・ヴァイオリンにも使われる大変美しい北海道の原種です。アトリエには同じ森に育ち100年以上前に植林されたドイツトウヒも使用する事が出来ました。北海道の森は、一見樹木が豊富ですが、エゾマツを含め森の環境には林業の大きな力が必要なことを知りました。移動中何度も美しいエゾ鹿に出会う貴重な1日になりました。
9月30日かねてより準備を進めていた保育園セミナー・新園舎見学会を創成窪田株式会社の窪田順司先生と開催し、「これからの保育園のデザイン戦略」についてと札幌石山保育園新園舎の設計について講演いたしました。 札幌石山保育園 北村園長様には「建築家と保育園を考えて」と題し、保育園の開園から新築に至る経緯について経営者の視点から素晴らしいお話をいただきました。 全道から21人の皆様にお集まりいただきまして、盛会に終了することができました。 ありがとうございました。
昭和33年より、札幌市で開院。 現院長桜田典伸先生で3代目の、歴史のある歯科医院です。 一昨年より相談をいただき進めていたプロジェクトが9月より着工となりまして、11月24日の竣工を目指して 現在工事中です。 大きなキッズスペースを持ち、子供と一緒に治療を受信できる空間や授乳室・カウンセリング・ メンテナンス室・個室ユニットと子育て世代やプライバシーを重視したきめの細やかな治療環境となっています。 廊下動線に曲線を取り入れ、開放型のユニット空間と個別ユニット空間の動線が2方向に分かれてアプローチする ユニークで楽しいこれからの”新しいクリニック”の姿を目指した歯科医院です。
五輪通り山口歯科が着工します。 札幌市南区川沿2条5丁目の五輪通りと中ノ沢南沢通の交差点に 来年4月1日開院を目指した歯科クリニックがスタートします。 全ユニットにマイクロスコープを完備、X線を導入し、高度で安全・質の高いクリニックです。 壁フレームで囲まれた外観は、玄関ポーチ・スロープを覆い、雪・雨を防ぎ、 夕方から光が拡散し日中と違った陰影ある表情で、街並みに新しい個性的風景を目指します。
かねてよりデザインをすすめていた本棚が設置されました。 白を基調としたクールな内部空間の中で玄関からアイストップとなる 階段下に本棚が、空間に賑やかで暖かさを付加させることを考慮しデザインしました。 空間の白に呼応しつつ、水平材を空間に無いナラ板とし、縦仕切りはリズミカルに変化をつけ、 また、ガラス・鉄も併用し透明感と軽さを重視しました。