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(blog)北海道れきけんフォーラム(当日の様子)

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2月14日土曜日小樽運河プラザで13:30~17:00までフォーラムが開催されました。
主催が私が参加しているNPO小樽ワークスと財団法人北海道地域活動振興協会の連名で行い、
北海道新聞全道版に掲載されたこともあり150人の参加があり満員となりました。
代表としての挨拶の後、北大の角先生・北海道職業能力開発大学校の
駒木先生の講演があり、特に角先生の残せなかった歴史的建造物のお話は胸に迫るものがあり、
建築を保存する事の難しさと大切さが伝わる内容でした。
駒木先生は小樽の漁場建築群の調査報告があり、エリアとして考える場所がまだ多くある事が伝わりました。
全道から稚内・中標津・増毛・美唄・函館・伊達・美国より活動している方々が参加し、
事例報告や交流会が行われました。

スピードと量の時代から、質とリアリティの時代に大きく変化している現在。
地域生きるという事はその場所の歴史を受け継ぎ心身共に深く関わる事、
その事によって生まれる個性が地域文化そのものになると思います。

歴史的建造物の保存は利用されなくなった時点で
大きな問題になりますが今こそ
地域に暮らす人々が真剣に考える時期にきたと思います。
地域経済と観光経済も関わる事があるかもしれませんが、
何よりも文化を見据える事が大切に思います。
交流会も70人の参加を迎え
2次会は坂牛邸で開催されました。
人との出会いと活動に何よりも勇気をもらい
定期的なフォーラムを目指す事が話し合われました。
翌日はBIS(住宅等の温熱環境の専門家)試験を午後から2時間半受験しました。
勉強が足りなく難しかったですが、施工技術も含め、
学ぶ事でより確かな技術をもとにデザインを進めたいと思ってます。

(遠藤謙一良)

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