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藤澤心臓血管クリニック

MEDICAL

構造規模
RC造4階建(新築)
延床面積
839.99㎡(254.10坪)
建築面積
317.15㎡(95.94坪)
敷地面積
663.96㎡(200.85坪)
建物用途
診療所併用住宅
所在地
小樽市
竣工年
2010年
建具
断熱木製サッシュ、断熱アルミサッシュ
外壁
外断熱工法-ガルバリウム鋼板縦平葺、磁気質タイル、RC打放し
屋根
外断熱工法-アスファルト露出防水
概要
敷地は小樽駅と運河の中間に位置する道路に東面する東西に細長い地形です。
1階の診療空間は2箇所の待合が庭に面し吹抜で2階と繋がる開放的で心和む環境としました。2階には手術室や運動療法の空間があり、木・タイル・コンクリート、また建物各所に植栽を設け自然の素材感を感じる柔らかな空間としました。3階はプライバシーの確保のため、またクリニックを訪れる際に上階の生活感を感じないようセットバックした屋上スペースをフロストガラスによるスクリーンを持つ3階住居用テラスとして利用し外観と内部的な用途を両立しています。
RC壁構造としながら床壁の配置、補強の検討により、梁のないロングスパンのスラブとし、将来の変化にフレキシブルに対応できる事を考慮しました。
密着通気層型の外断熱工法とトリプルガラス木製サッシュの組み合わせにより、Q値1.3を確保しながら、冷暖房熱源を地中熱ヒートポンプによりほぼ100%まかない、計算値でEHPの1/2程度の消費エネルギー、また同時に採用した地中熱方式のロードヒーティングに関しては灯油ボイラーの1/4程度のエネルギー消費となります。診療所部分は機能性からビル用マルチヒートポンプによる天井カセット、住居部分は快適性を考慮し輻射型温水暖房機とファンコンによる冷房を併用し外断熱の蓄熱性とともに柔らかな熱環境をつくります。この建築は診療所・住宅それぞれにおいて高い空間性を次世代の条件となる高い環境性を確かな技術と工法で融合し地域社会の未来にしっかりとロングスパンで存在する本質的な建築を目指しました。

*位置情報はプライバシーの保護により正確ではありません。