WORKS

福井 左股川の家

RESIDENCE

構造規模
木造2階建(新築)
延床面積
159.45㎡ (48.23坪)
建築面積
82.30㎡ (24.90坪)
敷地面積
244.02㎡ (73.82坪)
建物用途
専用住宅
所在地
札幌市西区
竣工年
2006 年
建具
玄関扉:木製断熱ドア、窓:木製断熱サッシュ(Low-E)、樹脂断熱サッシュ(Low-E)
外壁
ガルバリウム鋼板小波葺、モルタル櫛引仕上
屋根
ガルバリウム鋼板
概要
東面に拡がる河川と山並みの美しい風景。
敷地は札幌西区の河川左股川沿いに位置します。この風景を最大限に生かして風景と一体で暮らす事が、クライアントの希望でした。
1階はピロティをとり駐車場と玄関へのアプローチを兼用としています。ピロティで大きく開かれたアプローチから河川の風景を望み、玄関土間に入ります。土間は、河川に向かって空中に浮ぶ外部テラスに連続し、アウトリビングとしてテラスを利用したり、冬は薪ストーブを楽しむ採暖スペースとしてゆったり過すことが可能なスペースとしています。
玄関土間は階段が設置され吹き抜け越しに2階に連続しています。吹き抜けは1階から2階へとストーブの熱が拡がることも考慮しています。
階段の横にはオープンキッチンが吹き抜けと外部テラス越しに拡がる山並みの風景に面しています。また風景のなかで河川と山並みが南面に深くパースペクティブに拡がる最も美しく奥深い景観を楽しめる2階の位置に居間を設置し、大きく連続する開口部で風景に対峙しました。
開口部の外にバルコニーを設け、河川歩道からの視線を防ぎ、また庇で夏の強い日差しに対処した形としました。バルコニーは窓のメンテも考慮しています。
また、主に食事スペースである小さな和室は下窓をもち、河川のみが視界に入るよう考えました。
2階は居間・厨房・和室と、それぞれと違った視点(座・立・寝)から風景を常に感じる空間が長さ14.56mの、登り梁で構成された一体感のある一つの屋根空間で連続し、変化に富みます。
劇的な四季の変化、天候や時間の移ろいを映し出す内部空間は時に外部空間のように五感を刺激します。当初より望んだ大地に立ち自然を見つめて暮らすことを十分楽しみまた美しく凛と拡がる自然の風景は住む人の長い人生の中に大きな記憶と深い印象を様々な生活と重なって美しく刻まれるでしょう。

*位置情報はプライバシーの保護により正確ではありません。