WORKS

小樽市 北海製罐第三倉庫 再生プロジェクト

PRESERVATION ACTIVITIES OF HISTORIC BUILDINGS / 歴史的建造物保存活動

概要
代表・遠藤が生まれ育った小樽には、歴史的建造物が多く遺っています。歴史的建造物の保存・再生・活用の多くの試みが重なることで、小樽の街が歴史を継承し深みを増す心に響く街になると考えます。

2006年より遠藤が代表を務めるNPO小樽ワークスでは、北海製罐第三倉庫をめぐり、様々な取り組みをしています。

北海製罐第三倉庫は、北洋漁業の発展に伴う缶詰製造が盛んとなった1924年、小樽の運河沿いに竣工しました。螺旋状のシュートを備えた前衛的なデザインの第3倉庫は、当時の活気をも感じ取られる、小樽運河の象徴的建築物です。

2012年にはNPO小樽ワークスで、アーティスト山田良氏、駒木定正博士のご協力のもとアートプロジェクトを開催しました。

2021年には、展覧会「北海製罐第三倉庫と北運河の未来を拓く」を開催しました。北海製罐第三倉庫の再生と北運河エリアの再生提案や小樽の国際観光都市化など、歴史を継承した新たな町づくりを提案しました。

小樽市長や市民計320人を超える皆様にお越しいただき、様々なご意見を頂戴しました。まだまだ思考・工夫が必要ですが、これからも時間をかけて、より良い形で再生と新しい街づくりが実現する為の活動を、広い視野で進めていきたいと思います。

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