WORKS
北栄キリスト教会
PUBLIC / 公共建築
- 竣工年
- 2010 年
- 構造規模
- 鉄骨造2階建
- 延床面積
- 495.75㎡(149.96坪)
- 建築面積
- 360.27㎡(108.98坪)
- 敷地面積
- 982.79㎡(297.29坪)
- 建物用途
- キリスト教会
- 所在地
- 札幌市
- 建具
- 玄関扉:木製断熱引き違い扉、窓:樹脂サッシュ(Low-E)
- 外壁
- カラーガルバリウム鋼板 角波葺、銅板 一文字葺
- 屋根
- アスファルト露出防水 絶縁工法
- 概要
- 55年の歴史を刻むプロテスタントの教会で旧会堂は建築家田上義也氏設計により1981年に竣工し、親しまれていましたが、雨水による木構造の老朽化が激しく、改修をあきらめ今回の新会堂の建設となりました。田上氏による旧会堂は三角形の親しみのあるファサードから入りスケール感の良いホールを通って光に包まれた白い吹き抜けによる気持ちの良い建築でした。新会堂は旧会堂と90°方位を変え、礼拝が行われる午前中に礼拝堂が柔らかい光に包まれ、礼拝が終わる頃講壇の十字架の壁が光に包まれる構成になっています。外観は白い基調色の外壁を庇で覆い入口の上部はR型の庇で人々を迎え入れる形となっています。技術的には、旧会堂の杭が残っている為、コスト面で有利なコロンブス工法を採用しました。コロンブス工法は軟弱地盤でも杭を使わず総荷重分の敷地の地面の土を撤去し、スタイロフォームの上に建築を浮かせるようなイメージの工法です。エネルギーはコスト的に最適な深夜電力を利用した蓄熱型スラブの床暖房を採用し、換気の排熱を利用し、小規模のロードヒーティングも賄ってます。
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