WORKS

札幌大通 NEXT21(Unbuilt)

PUBLIC / 公共建築

Building site
Sapporo, Hokkaido
Completion
Unbuilt (Design: 2000)
Principal use
Public park
概要
創成川を起点とし、1.7km西に伸びる大通公園は明治初期、札幌が開拓される当初に管用地と町有地を区分する大きな都市計画道路として誕生しました。以来、防火帯としての役割に加え、現在では緑豊かな都会のオアシスとして、また雪まつりは国際的イベントとして多くの人々に愛されてきました。

今回の計画は従来の大通公園の魅力を最大限生かし、さらに文化的・歴史的・環境的・風土的・空間的な様々な視点から大通公園を再度見つめなおし、国際的に誇れる魅力ある個性的な都市空間としての新しい大通公園を提案します。

□共通デザインコンセプト

・公園の連続と歩行者動線、既存樹木を生かす、雪国のデザイン、緑のネットワーク、人に優しい施設、イベント対応

□空間構成(ゾーニング)

大通公園の元々の特性に加え、文化・歴史・環境・風土・空間の視点から、具体的な空間提案として連続した7つのゾーンとして提案します。

・創成川親水広場、国際ゾーン、情報ゾーン、イベントゾーン、プレイゾーン、フォレストゾーン、文化ゾーン

□交通(歩行者動線と車動線)

・従来の歩行者動線はそのままに、歩行者が楽しく歩ける歩行空間を目指し、オーバーブリッジやアンダーパスで大通公園を全て動線的に連続させる。

・既存地下街と野外劇場の大階段を空間的につなげ、地下街と地上をダイナミックに連続することで都市空間と一体化した公園を目指す。

*位置情報はプライバシーの保護により正確ではありません。