WORKS
札幌 木のラウンジ -Wood rounge in Sapporo-
RESIDENCE / 住宅・マンション
- Building site
- Sapporo, Hokkaido
- Completion
- 2022
- Principal use
- Residence
- Structure & Scale
- W, 1F
- Site area
- 978.63㎡
- Building area
- 86.28㎡
- Total floor area
- 82.70㎡
- 概要
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北海道開拓の入植で代を重ねた家族の住まいである。広い敷地の中で家族や地域の知人が集うラウンジの計画で、夏には広い庭と一体化して中外をさまざまな形で利用できるテラスも設けられ、夏の日射や雨を防ぐ構成としている。
ラウンジは敷地内の2棟の住まいの奥に配置され東西に長いプランとし、北側からのアプローチでは内部が伺えない。
プランは東西の前後が庭に面する位置に配置し、開口4.55m・奥行12.74m・天井高3.9mのスケールの大きな構成とし、時に多くの家族が集まる事に対応している。
南北面は地窓からの庭の美しい風景を楽しみ、東西面は天井一杯の大きな開口で、開拓期の水平の大地と伸びやかな空をイメージして開口された。
矩形の空間は木造(北海道産トドマツ)在来工法で短辺方向の耐力を斜材で構成し、1820mmのスパンを門型フレームが連続する空間は時代を重ねるこの建築の未来を表現している。
*位置情報はプライバシーの保護により正確ではありません。