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EXPO 2025

【2025.6.22.日曜日】晴天の中、大阪・関西万博を訪問。
ゆるやかに弧を描く板張のゲートから入場すると、まず目に飛び込んできたのは、ヒノキと杉材を用いたHPシェル形状の住友館。
空に向かって美しいラインを描き、木肌の曲面が柔らかく光をうけていた。続いて木架構による大屋根リングの第2ゲートへ。
圧倒的なスケールと無数の木組構成は、強い日差しの中でも心地よい日陰を生み出し、休憩をとる多くの来場者で賑わっていた。
この大屋根は、周辺のパビリオンをつなぐように伸びており、ベンチやトイレなどの設備も組み込まれていて、まるで大きな縁側のような存在。屋上は、スカイウォークとして開放され植栽もほどこされており、会場全体を見渡せる気持ちの良い歩行空間が広がっていた。この木造の大空間は、日本の架構技術の高さと、自然・空間・軒空間が融合した体験を提供し、[木の国・日本]ならではの[和と自然]の創造力を強く感じさせてくれた。現在EAAスタッフ全員での安藤忠雄展・万博EXPO2025視察研修(2025年7月)を決定。私も再訪を楽しみにしており、夕景の中でのスカイウォーク体験を楽しみたいと思います。

https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/

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