昨年に引き続き小樽の歴史的建造物旧小樽商工会議所(現在未利用)にてアートプロジェクトと建築見学会・フォーラムを開催致します。
歴史的建造物に多くの方にふれていただき、アートによる空間の可能性を考えフォーラムにより観光学的見地から歴史的風景や環境・文化遺産活用による小樽の未来を多角的の考える企画です。主催はNPO小樽ワークスです。
無料ですので、是非お気軽に御参加下さい。
旧小樽商工会議所アートプロジェクト
かつて小樽は北海道の経済と金融の中心として明治末から昭和の初めにかけて発展しその当時建てられた歴史的近代遺産・近代建築が現在も小樽市内に多数存在する日本の中でも有数の近代建築が遺る貴重な街です。
特に港に近い色内大通りはかつて北のウォール街と呼ばれ旧銀行をはじめとする歴史的建造物が多く遺っておりますが、残念ながら現在は閉鎖され街の空洞化と建物の傷みも進み維持管理が難しい状況となっております。
堺町周辺は歴史的建造物が商空間として再生して観光名所となっておりますが商業利用以外の新たな活用方法を考え、これからの成熟社会に相応しい観光都市小樽を考え創造する事が急務と思います。
夏休みで多くの観光客が訪れる期間に現在閉鎖されている旧小樽商工会議所を一般公開し内部にアーティスト・山田良氏(札幌市立大学講師)によりアー トプロジェクトを展開しアートの魅力と、使われていなかった空間が“アート空間”“生きた空間”として再生し、改めて建築や歴史の意味や価値を市民や多く の方々と考える場所を目指します。また期間中シンポジウムを開催しアートと空間の魅力・観光都市小樽にとっての建築文化・歴史の重要性と可能性について広 い視点で議論される内容を企画しております。
過去から現在そして未来へ歴史と文化が共存し、観光都市小樽について経済的に再生する事を考えるプロジェクトです。
開催地 小樽市色内1丁目6-32 旧小樽商工会議所
日 程 2011年7月25日(月)~8月7日(日)
時 間 11:00~18:30
土曜日のみ 11:00~20:00
フォーラム
開催地 小樽市色内1丁目6-32 旧小樽商工会議所
日 時 2011年8月6日(土)15:00~17:40
テーマ (仮)小樽を歴史的建造物・アート・観光を通して考える
講師 石森 秀三 氏(北海道観光学高等研究センター長 大学院教授)
池ノ上 真一 氏(北海道大学観光学研究センター助教授)
山田 良 氏(美術家・札幌市私立大学講師)
主催 NPO小樽ワークス
共催 小樽商工会議所企画・政策委員会
小樽建設事業協会
小樽市官工事業協同組合
小樽市後志電設業協会
後援 小樽市
社団法人 小樽観光協会
社団法人 日本建築家協会北海道支部
社団法人 北海道建築士会小樽支部