4年前より計画をすすめていました、知床羅臼の世界自然遺産の中にあり、羅臼川に面した敷地に木造平屋の宿、世界自然遺産[知床]らうす餐荘のプロジェクト発表会が2024年7月24日羅臼町役場で開催され、NHK、新聞社等へプレス発表されました。
規模は延床面積2344㎡、客室数20室で3タイプの客室で構成され、各室に山並を望む温泉を設置し、サウナを設える室も2室用意します。
らうす餐荘は、羅臼岳から海岸へと続く豊かな自然と融合し、圧倒的に自然と一体となる深遠な時間を過ごす宿を目指します。
北海道産材で組まれた印象的な屋根型で覆われるロビー棟は、西方羅臼岳の方角に大きく視界が開放され、ロビー・暖炉のラウンジ・バー・レストランが木材の屋根で包まれます。
宿泊棟は羅臼川と山並に面してライブラリーと宿泊室20室が配置され、新緑・深緑・紅葉そして白銀の冬の景色を北面に望む静寂な世界を表現。
畳を基調とした低い視点で過ごす日本旅館の質感を大切に、シンプルでモダンな空間で自然との対話を楽しむ環境です。
暖房、給湯、ロードヒーティングには90℃の温泉熱を利用、さらに適温で温泉利用することで、サスティナブルで環境にやさしく、ZEB Readyの省エネ性能を目指します。
施設はTaMa-Tec様が発注し、福井県のREVITALIZERS様が運営。
羅臼町の新たな宿泊拠点として、自然を楽しむアクティビティとの連動を含め、街の発展につながり、街の豊かな未来を目指すプロジェクトです。
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