千歳で工事中のイコロ動物病院のサインデザインを進めています。
院長の山田有人先生は岐阜県多治見のご出身で医療に対する確かな信念を持ち千歳の地域医療を考えている大変やさしい先生です。
サインを考える上で北海道のルーツを考え、アイヌ語で「宝」を意味する、音も心地良いイコロに決定しました。動物は犬猫いろいろ候補に上がりましたが、かつて北海道の大地を走り、遠い過去に思いがつながる動物としてエゾオオカミをイメージしました。
サインは院長の出身地である多治見焼で制作する事となりました。織部を基本とした深い緑の陶器のサインが内部と外部に飾られます。建築は風土・歴史・人々の大切なアイデンティティーで新しく創られます。