ニセコアパートメント(住居用)が出来上がりました。
道道343号線、ニセコヒラフスキー場の手前のカーブに差し掛かる敷地に
建っており、落雪後退距離の条件の中、片流れの屋根を持ち、
道路のアール型に対応した弧を描いた平面プランのアパートです。
車からのシークエンスを考慮した滑らかな曲線が美しく、
周辺の風景に合った建築を目指しました。
外装は木とガルバリウム鋼板を用い、
白い雪の中で確かな存在感を感じるように
ダークグレーとチャコールグレーを選びました。
また壁面に曲線の表現を強める為、木ルーバーを
ランダムに貼り、陰影感のあるコントラストの強い建築としました。
12月前のスキーシーズン前になんとか完成しました。
(遠藤 謙一良)