新年、明けましておめでとうございます。
昨年はいろいろとお世話になりながら
スタッフ一同無事一年を終えることができました。
昨年は、仕事やプライベートで海外に行く機会が幾度かありまして、
北海道を中心に仕事を行う私にとっても世界が身近に、特にアジアの近さを実感しました。
年末には日本を代表するデザイナーの著書を数冊読みました。
特に「日本のデザイン」は共感できました。
日本が明治維新以来西洋化の経済文化の舵を切って、抑圧され続けてきた千数百年という時間の中で
醸成されてきた日本の感性をしっかりと取戻し、日本の可能性と誇りを再生することが大切という内容です。
展開するアジア経済の中で、ともすると日本の立ち位置を見失いがちですが
日本本来の自然を尊敬し、自然と融合する有形無形の文化に立ち返り現代の中での新たな可能性
を創造することが、アジアの中で日本の中で求められていると思います。
北海道は寒い環境です。
維持費を含めコストを抑え住みやすい建築環境をつくり、
北海道のポテンシャルを引き出すことを多角的に創造することが現代の中で
北海道が元気よく存在する最も良い形と考えます。
農業・漁業の優れた1次産業と6次化する上で建築を含めた優れたデザインが最も必要と考えます。
今年も生き生きとした環境を目指し設計活動をスタートしますのでどうぞ宜しくお願い申し上げます。