東京TOTOギャラリー間で建築家中村好文展を見てきました。
2フロアに展示される展示の1階部分は中村氏の小屋に対する思いを世界の歴史の中から選び、
展示テラスには家具のように丁寧に作りこまれた自給自足を目指した実物の小屋が展示されていました。
狭い空間を家具として詳細を検討することで、衣服のような居心地の良いスケールで空間を実現し、
ソファ・厨房・水廻りと作り込みのディテールは、参考になりました。
外壁は古材を使い、内装の合板は白く染色され、
狭さを感じさせず、新しいのに馴染みの良い空間でした。
2階は、図面・映像展示で、1Fの小屋のできるプロセスや詳細図が展示されています。
日本の建築の原点を見た良い展覧会でした。