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ヨーロッパ建築の旅3

4月7日フランス ロンシャンにてコルビュジェのロンシャン教会を見学し夕方、スイスのバーゼルに入りました。

バーゼルでは街中で次々と新しい現代建築に出会い、車で見つけては停車し見学する事ができました。

ヴィットリオ・マニャーゴ キャンパスで建築家ピーター・マークリ/ディナー・アンド・ディナーの美しい建築を夕景の中でみて、次に街中で壁面がヒダのように変化するヘルツオークの大きなショッピングセンターを見ました。

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4月8日はヘルツオークの壁面がヒダで深く陰影を刻むバービル信号所、建築家マリオボッタによるジャン・テインゲリー美術館はインド砂岩で外壁がつくられ、屋根の連結するトラス形状が特徴的です。

郊外にあるレンゾ・ピアノ設計のバイエラ美術館は田園の中に浮かぶ美しい建築で、1km以上離れた駐車場からゆっくりと歩いて訪れました。草原の中から、また小川越しに望む美術館は水平に大きく丘の上に建ち、ゆっくりアプローチします。

隣接する旧家を改修したレストランでランチを食べて、特別展のゴーギャン展を見ました。

屋根が自然採光され少し曇った天候で、内部は暗めでしたが、あくまでも自然採光による展示にこだわった理由が見ていくうちによく理解できました。普段輝度の強い展示に慣れているせいで当初もの足りなさ感じましたが、晴天、曇、雨、雪と朝・昼・晩と環境の違いの中でアートと向き合う事が自然であり、最も正しいと納得しました。自分で見たい環境を決める事ができるわけで、数年前訪れたアメリカ ダラスの同じくレンゾ・ピアノ設計のスカルプチュアー美術館での自然光へのこだわりが、違った形で実現しており、建築の思考を実現するデザイン、技術に感動しました。素晴らしい建築でした。

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夕方ローガンマのル・コルビュジェの母の家を外から夕景の中で見る事ができました。

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