11月4日~6日 秋の京都を訪れました。
前回閉館で見る事ができなかった、建築家 谷口吉夫 作 京都国立近代美術館が主な目的で京都に無数に点在する社寺や庭園、茶室の空間や文化も改めてじっくり体感してきました。
美術館では「琳派イメージ」展が開催されて、俵屋宗達から始まる400年の美の継承について、大規模に展開されており、浮世絵にも通じる、自然・人の描写に作家が向き合う日本的世界観がよく表れていると感じました。
伏見稲荷大社は7合目位で諦めましたが、千本鳥居はシンボリックで回遊する山道に強い空間世界を築き上げています。
東福寺は訪れましたが、重森三玲の庭は見れず、南禅寺の庭 特に夜間ライトアップの青蓮院内の庭は幻想的で、広々とした庭や池の水面に拡がる庭が縁側で対峙し、建築と自然・時代に向き合う世界が凝縮しており、興味津々。
嵐山天竜寺を訪れ、竹林の散道を通って、大河内荘を訪れる。俳優大河内伝次郎が30年の歳月で築いた6000坪の庭園にも京都の自然をあますことなくとらえる思考が形成されており、創造と努力に勇気をいただきました。