森山大道写真展が札幌宮の森美術館で6月26日~8月30日まで開催されています。
粒子の粗いコントラストの強いモノクロームの北海道の1978年の風景が展開されています。
丁度私が高校を卒業した頃に主に撮られた作品が多く展示され、北海道の原風景が懐かしく
また、力強く表現されています。
30年の時間は風景を大きく変えてきている事を実感できます。
また、それと同時に風景の個性が失われてきている事も感じられます。
NORTHERN“ブラキストン・緑の彼方にぼくを誘惑する北の大地が待っていた”の写真集には
写真家森山大道の北海道への思いが込められています。
是非一読下さい。
(遠藤謙一良)