東京台東区谷中にある美術館、朝倉彫塑館を訪れました。
明治から昭和にかけて活躍した彫刻家朝倉丈夫の住居とアトリエだった建物です。
アトリエはコンクリート造で、天井の高い空間がハイサイドライトからの光で明るく
作品が展示されています。
大きな書斎があり、3階には眺望の開けた和室、更に屋上庭園と続きます。
植物との対話から自然の力を知り創造に繋がるライフスタイルを感じます。
10×14mの池の中庭を介して回遊し、数奇屋の自宅に繋がりますが、
池の造形的構成と生命力を感じられる住まいの和室が水と一体となって素晴らしかったです。