弊社で設計させていただきましたイトイグループホールディングスと北海道庁玄関ホールの記事が北海道で1月に出版しました「木でつながる」に掲載されました。
イトイグループホールディングスは北海道トド松によるCLTで、壁・屋根の構造体をつくり、外断熱によりそのままCLTが内装表現されております。
幅7.7M×奥行き21.3Mのモノコック構造で、トンネルのような大きな一体空間が実現しました。
北海道庁の1階玄関ホールの木質化のプロジェクトでは、既存大理石(トラバーチン)の重厚で厳粛な空間の吹抜けの柱に北海道産カラマツを組み込み、上方に螺旋状に拡がるデザインとし、DNA状の螺旋に生命力のあるこれからの北海道の豊かな未来を表現しました。
エレベーターホールの3基のエレベーター枠に北海道産材無垢材を張り、木材の材種について日英表記することで、地域材をより身近に感じてもらう試みです。