先週出張でラビスタ函館ベイに宿泊しました。
ホテルの1階の外壁の一部に現敷地に以前建っていた
倉庫の赤レンガを材料として再生し、隣接する金森倉庫と
風景として連続する景観が形成されていました。
1階ロビーの一部にも函館や建築の歴史が展示され
場所の力を生かし時代を継承するコンセプトに好感を持ちました。
ホテルホテルのコストバランスが良く、
機能的な中にもメリハリのきいたグレード感が心地良く、
特に屋上の展望風呂からは港と函館山が一望できる満足感のある内容でした。
観光地にふさわしい開放感で街に広がりを感じる新しい施設でした。
ラビスタ函館の企画は、街やその土地の文化や個性を引き出し、
旅人や地元の人々にも馴染みやすい建築となっており、
ラビスタ函館の企画は、街や土地の魅力・文化を分析し、
旅人や地元の人々にも馴染みやすい個性のある建築となっています。
建築を創る上で本質的な魅力が益々求められ新しい街をつくっていく事を感じました。
遠藤 謙一良