ようやく春めいて現場も少しずつスタートしました。
千歳でアニマルクリニックの計画がスタートし、
敷地調査に行き、帰りがけに千歳川沿いに立ち寄りました。
千歳には河に近い美しい水辺の環境がたくさんあります。

ニセコのコンドミニアムも鉄筋を組み上げコンクリートの躯体工事をすすめています。
羊蹄山を望む最高のロケーションです。

5月15日（月）には歯科メーカー「モリタ」主催のセミナーを設計者としてお手伝いする機会を頂き、約1時間お話させて頂きました。
時代の変化の中で計画のポイントや建築の力や可能性を伝える事の難しさを改めて考える機会となりました。
厳しい時代だからこそ本当に必要で求められる姿があると思います。

5月20日は木材の総合商社「物林（butsurin）」の主催で木造の大断面構造や施設を1日かけて視察しました。

環境を考慮し、CO2削減を目指す中で、大規模の公共建築を木造化していく事を国としても決定し、建築の木造化がこれから進んでいきます。歴史的にも木造の伝統を持つ日本にとって大変良い方向と思います。
社台ファームの競争馬育成施設は全長1kmの木造トラックで直線と円形の2コースあり、先が見えない程で、圧巻でした。

コープ札幌西宮の沢店も日本で最大級の木造スーパーマーケットで、トータルは、エコを目指す企業姿勢がこれからのさきがけをみる建築でした。

遠藤　謙一良