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北欧の美しいくらし LIFE&DESIGN ~織田憲嗣コレクション~

6月下旬にスタッフ全員で道立旭川美術館で開催されている北欧の美しいくらしLIFE&DESIGNに行ってきました。
1950年~60年代中心の家具&クラフト300点の展示で家具・椅子・照明・食器・クラフトと生活に関わる身近な美しい作品に触れそのクオリティの高さと日本の感性
に通じるシンプルな中の自然・ナチュラル指向が心地良さにつながっているものと改めて感じました。
デンマークは北海道と人口規模はほぼ同じ(約500万人)ですが、ハンス・ウェグナー/フィン・ユールで数多くの名作がつくられました。
キリスト教 前の自然指向も加わり、独自の世界観が魅力となっていると思いますが、北海道でもより一層独自の美しい創造の世界が展開される事を願いまた目指したいと思います。
東海大学旭川校舎で同時開催されているフィンユール展にも行き、特に名作イージーチェアNV45に魅了されました。
冊子もいいただき大変良い展覧会でした。特にフィンユール邸が最高で、庭と空間の関係性・家具と開口部やしつらえは素晴らしいと思われました。

カンディハウス工場見学

カンディハウスの工場をカンディハウスの井上様に2時間半たっぷり御案内いただきました。
日ごろお世話になっておりますが、家具を素材の状態から加工・組立・仕上・塗装・革張り・製品チェックと一貫して見学することで、ものづくりのこだわりとクオリティ・デザイン性の高さを改めて感じました。
ショールームも拝見し、木へのこだわりがブランドを作り上げている事、そのエネルギーの高さが素晴らしいと感じました。
6月24日第3回日本建築家協会北海道支部、北こぶし賞受賞講演「竹山実~もう一つの建築」

建築家竹山実先生が久々に札幌で講演を行いました。
地震の札幌出生から大学・アメリカ留学・北欧での建築修行に触れ、その間ハーバードでのコルビュジェ・セルト・イサムノグチ、また北欧で自身が語る最も影響を受けたシドニーオペラハウスの設計者ヨンウッツォンとの思い出、
アルネヤコブセン・ヘニングラーセン事務所といった修行時代から、建築を本気でやろうと好きになるまでの創造者としての大切なプロセスについてのお話をされました。
実務ではもっぱら建たなかったコンペの話をされ、現在もチャレンジしていることの意味と価値を伝えてくださり、想像力の大切さを語りました。
竹山先生の今日にいたる建築に対する興味と書籍のきっかけはハーバードの
建築史学ギーディオン「空間・時間・建築」がその一端と話されておりました。
終りの質疑が多く40分位明快な中にわかりやすい丁寧に答えられていたのが
印象的でした。貴重なセミナーとなりました。
その前日は一泊で仕事で日光に久々に行き湖畔や環境をみてきました。
標高1200m位のいろは坂を車で登ると32℃の東京が24℃位と大変気持ちの
良い気候でした。
夜横浜により小さいですが美味しい中華をいただきましたが中華街全体の
人は少なかったです。

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