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建築家 竹山実

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新建築住宅特集2008年11月号に私の師 建築家 竹山 実 氏 の記事が掲載されています。
”70年代名作住宅再発見”のテーマの中で、ポストモダニズムについて 中谷 礼仁 氏 が書かれており、
イギリス人 建築史家 チャールズ・ジェンクス が書いた POST‐MODERN ARCHITECTURE の表紙をなぜ日本人 建築家 竹山 実 の作品が飾ったのか、今や建築史の中で歴史修正主義として位置づけられている。
ポストモダニズムとは何だったのかと、当時の当事者に質問や対話の形で経緯や真意を探る内容になっています。
少々難しい内容ですが、私も当時学生でしたがモダニズムの延長の中にある教育の中で、モダニズムと対極の地域性豊かな建築や過去の歴史に近づいた建築が出はじめた頃で POST‐MODERN ARCHITECTURE は建築を意味や解釈の捉え方で豊かな可能性を示す事を示唆する地域的なもの、グローバルなもの、過去と現在を同時に多元的に考える事がポストモダニズムの本質です。
現代建築もポストモダニズムの定義の中に入ると私は考えます。
アメリカの建築家 ロバート・ベンチューリー の”複合と対立”同様、近代から大きく現代へと建築の舵を切ったムーブメントと捕えています。
いずれにしても専門的なお話しですが、私が大きく影響を受けた事でしたのでお知らせします。

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(遠藤 謙一良)

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