11月15日北海道大学総合博物館のシンポジウムに参加しました。
歴史や設備の大学教授と、医師で元再生建築のプロデュースを手掛けた女性、
ゼネコンの設備エンジニアの4人のパネラーが、北海道に再生建築の実例や
パネラーの元の会社が所有する熊本の再生建築を動的に保有活用する内容で、
立場の違いから、再生のアプローチの多角的な視点で生きた保有再生の意義や
手法・プロセスと立体的なイメージで伝わり、わかりやすいシンポジウムでした。
司会は主催者で実例の1つとして紹介された熊本オランジュリ(元第一銀行熊本支店)
のオーナーの暖房メーカー”ピーエス株式会社”の平山氏が進行しました。
特にオランジュリは、一企業が解体される建物を買い取り、4年かけて快適で素晴らしい
デザインの建築に再生し運営活用しており、
残し活用した意義は地元の人々に街を考える上で
大きな足跡と指針を残した事を思いました。
(遠藤謙一良)