4月16日~18日 瀬戸内海しまなみ海道を訪れました。
しまなみ海道の生口島や尾道の街を歩き、建築巡りをしました。
生口島ではしおまち商店街やアマンリゾート創設者エイドリアン・ゼッカが手がけるAZUMI SETODAを見学しました。
1000坪の塩業の旧家を日本建築として改修しており、庭と一体となった繊細で質感の高い、新しい形の日本旅館として再生しており、地域環境と融合した街そのものの再生の一端となる点が大変興味深い施設でした。
尾道は港町で船が間近に行きかう坂の街。歴史ある商店街や神社仏閣が街の風景を築いている心象に残る街です。
郊外の丘の上の迎賓館を改修したベラビスタは、小部材の木造を組み上げてつくられたレストランとリボンチャペルが有名なホテルです。
レストランは木組が見事で、家具で建築がつくられた感のあるスケール感の良い空間でした。水面越しに瀬戸内海につながる建築は海の光に染まる自然と融合した素晴らしい建築でした。