11月1日
小樽坂牛邸にてNPO(財)北海道地域活動振興協会NPO小樽主催の
コミュニティ再生講座を開催しました。
講師に余市テラスでB&Bというレストラン・カフェを
運営している伊藤規久子さんを招いて、講演を行い、
地産地消・旬産旬食・身士不二・一物全体・エコクッキングを基本に
1、コミュニティレストラン 人材育成機能
2、生活支援センター機能
3、自立生活支援機能
4、コミュニティセンター機能
5、循環型まちづくり機能
を目指して活動されており、レストランを拠点に失われた地域の
コミュニティ再生や助け合いに繋がる活動を行うという考えの施設です。
箱物と呼ばれる建築は公共建築に限らず人間不在の建築と考えられますが、
建築だけの問題ではなく社会の構造等あらゆる事を見直す事が必要な時期に来ていると思います。
失われた地域コミュニティを再生し、地域に根ざした場所の再生に
運営方法を含め伊藤さんの活動は大きな可能性を秘めていると思いました。
本も出版されており、一度レストランに尋ねてみようと思ってます。
余市生協の右横、建築家 小室さん設計のエンジ色がアクセントの雁行型の建築です。
遠藤 謙一良