先日JIAエクスカーションで、豊田市美術館、愛知県立芸術大学他を訪れました。
豊田市美術館は1995年竣工時に訪れて以来の訪問です。
長いアプローチの手前に、ピーター・ウォーカーによる円盤状の激しい水が噴出する水盤が目に入ります。
美術館のファサードの矩形フレーム(ほぼ美しい白銀比)と対峙する静と動の構成が印象的で、磁場のような場所の力を創出しています。
敷地の傾斜により2階部分に大きな水盤が広がり、1階で縦長の矩形白銀比フレームが、2階では横長の矩形白銀比フレームとなり、水面遠方に円状の水泡アートが設置されています。
館内に自然採光をとり入れ、美しい 風景が展開する心地良い空間が広がります。
企画展では、「フランク・ロイド・ライト世界を結ぶ建築~帝国ホテル二代目本館100周年」が開催され、ライトの圧倒的密度の世界を見る事ができました。
28年経過しても竣工時と変わらない美しさを保つ建築に、持続する技術と建築の力の大切さを学びました。
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