旭山動物園に25年も勤務していた絵本作家
あべ弘士さんの「エゾオオカミ物語」が出版されました。
今年は旭山動物園に”オオカミの森”が出来、話題となりました。
かつて北海道に120年前まで大陸系の大型のエゾオオカミが存在した事。
厳しい自然の中で餌となる鹿が不足した事と、内地人が開拓の名の元に捕え、
最終的に絶滅してしまった事。
その点も考えてほしいとオオカミの森の横にエゾシカ舎を設けました。
絵本はオゾオオカミの最後を個性と表情豊かに伝える深いあおいろで
まとめられた大変美しい絵で構成されてます。
もし存在したら肩高80㎝クラスの大型の大変美しいオオカミでした。
一度会ってみたかった動物です。
(遠藤 謙一良)