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(blog)木造建築と坂牛邸

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1月13日、大学の木造建築の今期最後の講義が終了しました。
半年間計13回教えてきた事。
縄文から続く木造建築の背景と精神性。
木造文化が確立されたアジア及び日本の自然環境。
木造技術と施工環境・大工の役割。
木造とエコロジーの関係
循環型社会と木造建築
これからの社会と建築環境及び木造建築と伝えたい事を
総括しました。
大きく変化する社会の中で建築の取り巻く状況も変化しています。
建築は建築学の中にありますが、人間を考える人文科学、自然科学と
あらゆる学問が集大成されます。
不確定な日本人だからこそテーマの本質を捉える豊かな創造力と
心が大切な事を伝えていく幅広い構成の内容で進めましたが、
趣旨が伝わった事を願います。
夜は、坂牛邸で開催された北大角教授による
「建築学田上義也の世界」のセミナーでしたが、
北海道新聞に掲載して頂いた事もあり、
50人を超える参加者となり満員の内にセミナーが進みました。
札幌からも多く参加頂き、セミナー後は
見学会も行われ、改めて一般の方々の
歴史に対する関心の高さを知る事となりました。

(遠藤 謙一良)

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