1月17日夜、所属する日本建築家協会北海道支部環境部会の新年会に出席しました。
11名の参加で、場所が最高でした。
おそらく昭和初期の建物と思いますが、木造3階建のアパート飲食店に改修したのですが
店のスタッフの素人集団が7ヶ月の月日をかけて創り上げた、
密度の高い生き生きとした空間に生まれ変わっています。
吹き抜けの空間に表れる梁には全て3㎝位の木チップに色を塗って貼りつくされ、
間接照明を巧みに組み込み、減り張りを生かした中に小気味良くアートワーク
を行い、ある種の美学が一貫したコンセプチュアルな空間となっています。
図面に書けない力がありました。
「チキューのためにできること」と店名にも
なっているようにメニューも環境指向の健康的で美味しい食事でした。
メンバーもすっかり気に入り、大きな空間も重なって4時間近くたっぷりと
過去から未来へと大きく楽しい建築や環境の話が出来ました。
(遠藤 謙一良)