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フランス・パリ旅行(2)

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目的の1つが美術館巡りでルーブル美術館・オルセー美術館・オランジェリー美術館ポンピドーセンターを4日に渡って訪れました。
ルーブル美術館は元宮殿でパリの中心にあり、ルーブル美術館が20年以上前に行なったグランドプロジェクトで増設されたピラミッドが、凱旋門・新凱旋門と時代を経て1つのラインにつながる計画は意義深いものを感じます。
ルーブルは有名なモナリザ・ラファエロ・ミロのヴィーナスなど名作が多くあり、他にも作品が驚くほど展示され、とても半日で見る事は不可能であり、圧倒される規模ですが、地下空間で中国人建築家I・M・ペイの改修は見事であり、都市の歴史的にもしっかりと対応した素晴らしい建築でした。

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オルセー美術館も元駅舎を改修してミッテラン大統領の時代につくられた美術館で、建築を覆いつくすガラスヴォールト屋根が印象的な大変美しい美術館でした。圧倒的な名作数のコレクションを見る事ができます。
特に印象派の作品は、多くの名作にふれた後に何とも心地良いものが今も心に残るほど美しく、豊かな世界が表現されていました。
館内のレストランも素晴らしい施設で、また、ショップも大量の美術書を展示した知性あふれる充実した環境をつくっていました。

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オランジェリー美術館も外観は様式建築で内部をモダンに大きく改修し、モネの大作等が厳選されたコレクションの中規模な美術館です。

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ポンピドーセンターは現代美術を展示する多様性をもった空間で、石造の街並に鉄骨で設備が剥き出しになった表現は異質ですが築後32年となり、良い意味でのパリの大切な場所の1つになっていました。
特に傾斜した広場は劇場のようでもあり、多くの人が座り寝ころび、またアートパフォーマンスが行なわれ、人が集まり楽しむ環境が実現していました。
他にも進化博物館等多くの博物館・美術館を有し、建築も時代を越えて新旧さまざまな形で工夫・活用されていたのが印象的でした。
また、小さな子供から高校生まで各施設を思い思いに教室代わりに利用している光景もうらやましい環境でした。

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