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ASJ秋の建築家展

9月23日~24日、旭川市民文化会館でASJ秋の建築家展が開催され、24日【北海道を楽しむラグジュアリーな空間】 ~建築家とつくる至高の家~をテーマに、講師としてセミナーを行ないました。 ASJ様、アーキテックプランニング様に感謝いたします。 https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/

倶知安町 佐藤造花生花店 起工式

現在俱知安町駅前通りで花店を営んでいる店舗と住居の移転新築計画です。 9月9日に盛大な起工式が俱知安町郊外で執り行われました。 自社で運営するセレモニーホール平安に隣接する広大な敷地で道路に面して店舗がつくられます。 竣工は2024年6月の予定です。 https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/

インターナショナルスクール

9月11日12日に、横浜インターナショナルスクール(YIS)と、つくばインターナショナルスクール(TIS)を見学しました。 両校共、国際バカロレア(IB)一貫教育が行われ、YISは、1924年創立の歴史ある学校で、敷地を変えて新たに2022年にスタートした新築校舎です。規準を満たした教室群がスカイライトの光に満ちたアトリウム空間や庭のあるテラスに面して配置され、中央にラウンジ状の図書館、またエントランスのアプローチに開かれたカフェテラスとレストランがあり、可能な限り光と緑の自然につながり、家庭のような心地よさを感じる校舎でした。TISはつくば郊外の田園、森林地域にあり、1992年創立し2009年より現校舎により運営されています。EAAでは、広大な森を残しながら、生徒数300名を上限に、十分に目が行き届いた質の高い教育環境の校舎を計画しており、数年後の完成を目指しています。 生き生きとした学生の様子から、両校共高い志しとビジョンに沿った国際教育環境の確かな未来を感じました。ご丁寧にご案内いただきました上席責任者様に感謝申し上げます。 https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/

札幌 大通公園 NEXT21

本プロジェクトは、今から遡る事23年前の2000年に、EAAが札幌大通公園の新たなあり方を提案したものです。   かつて札幌の街づくりのための水路として利用されていた「創成川」と歴史的建造物である「札幌市資料館(旧札幌控訴院)」を結ぶ東西1.7㎞の大通公園を、通例のイベント会場の利用のみならずアートを含めた文化施設を提案し、札幌のクリエイティブシーンを発信する拠点になることを目指し計画を進めました。 7つからなる個性豊かなゾーンを形成し、公園を車に気にすることなくノンストップで楽しく歩行できるランドスケープデザインとなっています。 https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/ Building site Sapporo, Hokkaido Completion Unbuilt (Design: 2000) Principal use Public park 概要 創成川を起点とし、1.7km西に伸びる大通公園は明治初期、札幌が開拓される当初に管用地と町有地を区分する大きな都市計画道路として誕生しました。以来、防火帯としての役割に加え、現在では緑豊かな都会のオアシスとして、また雪まつりは国際的イベントとして多くの人々に愛されてきました。 今回の計画は従来の大通公園の魅力を最大限生かし、さらに文化的・歴史的・環境的・風土的・空間的な様々な視点から大通公園を再度見つめなおし、国際的に誇れる魅力ある個性的な都市空間としての新しい大通公園の提案です。 □共通デザインコンセプト ・札幌の起点(東西南北の起点)に創成川の水を活かした水盤を設け、かつて創成川の水路で札幌の街づくりが行われた水をシンボル化し、水量調整で直径100mの広場にも変わります。 ・終点の資料館(重要文化財)は地下のアートを始めとしたクリエイティブな文化ホールスペースとして資料館へ繋がり、上部を水盤の公園として再生し、美しい街の光景を創出します。 ・公園の連続と歩行者動線、既存樹木を生かす、雪国のデザイン、緑のネットワーク、人に優しい施設、イベント対応 □空間構成(ゾーニング) 大通公園の元々の特性に加え、文化・歴史・環境・風土・空間の視点から、具体的な空間提案として連続した7つのゾーンとして提案します。 ・①創成川親水広場、②国際ゾーン(国際イベントを開催できるブースが点在)、③情報ゾーン(街の交点)、④イベントゾーン(地下街に繋がるイベントスペース)、⑤プレイゾーン(ブラックスライドマントラを中心とした子どものプレイゾーン)、⑥フォレストゾーン(ビオトープの水と森のスペース)、⑦文化ゾーン(資料館を中心としたスペース) □交通(歩行者動線と車動線) ・従来の歩行者動線はそのままに、歩行者が楽しく歩ける歩行空間を目指し、オーバーブリッジやアンダーパスで大通公園を全て動線的に連続させます。 ・既存地下街と野外劇場の大階段を空間的につなげ、地下街と地上をダイナミックに連続することで都市空間と一体化した公園を目指します。

EAA勉強会~札幌河野銘木店

8月26日午前中にEAAスタッフと学生も参加し、札幌の河野銘木店で勉強会を開催しました。 河野銘木店取締役営業部長の宮島様に、約2時間のレクチャーをしていただきました。 樹齢約500年の杉の大木の板を始め、北海道産材の説明や家具への応用の話と、様々な視点から説明を受けました。 特に北海道産材へのこだわりと活用、建築家や工務店などとの連携や流通について考え、興味深い内容でした。 レクチャーの最後には、3チームに分かれ、ストックヤードで3枚の板を使い、仮のクライアントへのオーダー家具を考えるワークショップを開催していただきました。 なにより河野銘木店スタッフ皆様の、木材・北海道産材へのこだわりは素晴らしく、木材の可能性を改めて学ぶ大切な機会となり、スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。   午後からは、EAA事務所前で夏のバーベキューを開催しました。 小樽市観光船ターミナルプロポーザルコンペの祝勝も兼ね、夕刻まで全員参加で楽しいひとときを過ごしました。 https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/  

越前和紙

福井県越前に伝わる日本を代表する越前和紙 杉原商店を訪れる。 古くは室町時代(1300年代~)に紙座が設けられ、日本を代表する紙として伝統が継承された紙の持つ多様な可能性を学ぶ。 楮・三椏・雁皮を原料に、用途に応じて、強く、また繊細で自在な紙の世界が拡がる。   水と植物のみで織りなし表現される和紙の世界は、自然にやさしく響く、日本の誇る素材だと深く感じました。 福井県でこれから手掛ける改修プロジェクトに、是非素材として取り組みたいと思います。 https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/  

ガウディとサグラダファミリア展

7月29日東京国立近代美術館「ガウディとサグラダファミリア展」を訪れた。 約140年前に建設がスタートしたサグラダファミリアについての、ガウディの建築思想が伝えられ、模型による構造の合理的検証の造形プロセス、幾何学を駆使した生命力表現としてのスパイラル形状の柱の造形など、一見有機的なクラフトが、明快で合理的思考と高い密度で建築創造されている内容が伝わる、分かりやすい展示となっている。 幾何学と合理性による独自の形と法則を創り、圧倒的密度により実現したサグラダファミリアは、文化や国を越えて訪れる人々が感動する自然の畏怖に近い本質を創造している。 https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/  

小樽(仮称)観光船ターミナル プロポーザルコンペ EAA選定

7月13日に開催された小樽市の(仮称)観光船ターミナルのプロポーザルコンペ審議会で、EAAが選定されました。 場所は小樽港第3号埠頭に位置し、客船ターミナルに隣接。埠頭を掘り下げ新たに観光船用桟橋が設置され、デッキで接続する構成としました。 多くの観光客が快適に過ごす待合ロビーと、2階には多目的ホールから港の海へ、広いテラス[海の舞台]が設けられます。 外観に切妻のモチーフで近隣の倉庫と風景的融合を図り、海上から、街からの新しいシンボルとしての”街の灯り”を提案。 外部は公園と広い駐車場に接し、おたる潮まつり会場や、外国船来航による多様なイベント広場として、新しい観光都市にふさわしいランドスケープデザインが計画されています。 多くの歴史的建造物が遺る輝かしい小樽の未来を港から拓く事を目指すプロジェクトです。

白馬岩岳マウンテンリゾート

7月19日白馬を訪れました。 老朽化していたロープウェイの新築工事がスタートし、EAA設計の山頂展望テラスマウンテンハーバー、白馬ヒトトキノモリのデザインと一体化するプロジェクトです。グリーンシーズン2023のパンフレットも発行されていました。 マウンテンハーバーは毎年訪れる人が増加し、休日には大変な賑わいとなっています。

Maintainable 風と、森と、地球の治癒力

「持続・循環・再生・維持保守可能な社会をデザインする」をテーマに発刊されたメンテナブルMaintainable、創刊2号[風と、森と、地球の治癒力]の取材に、EAA遠藤が参加しました。 「ひとと地球の治癒力」をテーマに、EAAofficeで使用した北海道蝦夷松を、富良野の森の原木から加工したプロセスや、そこに至って建築を実現した「森から建築をつくる考え」についてお話ししました。 他の企画では、再生エネルギーの取り組み、石狩の風力発電、建築環境、室内気候についてのお話しがありました。[自然の力を社会に永続的に活かしていくための考え][自然と共存できるサーキュラーエコノミー建築ビジネス][空間の快適性と動植物生物との共存区間]について、多角的に深く考え、サスティナブルな社会を目指し拓く内容でした。

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