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木塀ステンウッド

札幌の住宅でからまつの木塀をデザインし、冬を迎えました。 からまつ材を厚めに加工・デザインし、笠木で雨から保護し、からまつの木の成分(タンニン等)に反応して均質に発色する鉄分等を含んだステンウッドにからまつを浸して加工しています。 塗装なしのメンテナンスフリーで、美しい木が経年変化する試みです。   https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/  

建築の旅 2025.3 (04)

2025.3 (04) EAAスタッフと札幌ファクトリーに隣接する「ホテル創成Mギャラリー」を見学させていただきました。 サッポロビール工場跡地に建つホテルで札幌の開拓の歴史と現代をクラシックとモダンが融合する重圧感の中に洗練された美しさ、モダンな感性が活きる質感の高い空間でした。 各所が徹底的につくり込まれアートワークを含め唯一の建築が実現しています。 お忙しい中快くご案内いただきました山田Manager様に感謝申し上げます。   https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/  

札幌市 (株)ナカヤマ電設新社屋 地鎮祭

(株)ナカヤマ電設の新社屋の地鎮祭が札幌市西区で執り行われました。 木造2階建てで本梁を表すシンプルな仕様です。1階に資材を納めるため、階高を高く設定しています。2025年9月竣工予定です。   https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/  

札幌市 山下水産改修 Project

今年で創業110年を迎え、寿都町に本社をおく山下水産(水産加工業)の札幌社屋の改修計画が2月26日に着工式を開催し、工事がスタートしました。 内部をオフィスビルとしてコンバージョン(用途変更)し、新たにエレベーターも新設します。2025年10月竣工予定です。   https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/  

建築の旅 2025.2 (02) (03)

2025.2 (02)  茨城県水戸の水戸市民会館を訪れました。3層に吹き抜けるやぐら広場は初めてみるほど大きなスケールの木造の空間でした。大断面耐火集成材による木造架構に格子状に組まれた屋根架構がカーテンウォールの光で吹抜けに浮かび上がる印象的な空間です。 吹抜けやホールの周辺にテーブル、ラウンジスペースが各所に配置され、市民が公共空間として自由に共有して利用できる明るく開放的構成が良く、京成百貨店と水戸芸術館に隣接する配置計画も水戸の中心拠点として施設間の相乗効果・賑わいが生まれ、街の〝重要な場所〟の風景が創出されていました。   2025.2(03)  水戸芸術館を訪れました。芸術展示空間は少し暗いロビーの中で展示空間への階段がスカイライトの光で浮かび上がります。展示空間は中庭を一望し、建築を確かめながらスカイライトによる明るい展示空間と暗い人工照明の展示空間が交互につながる印象的な構成となっています。 展示空間のスケール感は心地良く、ルイスカーン設計によるキンベル美術館で体感した矩形の展示空間が連続する構成と心地良いスケール感同様にゆったりとした気持ちの良い空間でした。展示空間の中心が外観の四角錐(ピラミッド)のスカイライトです。高い天井から天窓につながります。 オーソドックスで古典的な印象も感じる建築ですが、美術館として様々な美術展示を受け入れ、芸術表現をする場として許容力、美術館として水戸の大切なシンボルとしての建築性を感じました。   https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier

建築の旅 2025.2 (01)

2025.2 (01) 千葉のKURKKUFIELDSへ宿泊体験をしてきました。15時からフィールドに出て、オーガニック農場を訪れ、野菜を収穫し、水牛とふれあい、収穫した野菜で美味しいイタリアンをいただきました。 コクーンという宿泊キャビンは皆川明デザイン監修の北欧テイストのデザインです。場内にある地中図書館は、静かでさまざまなテーマと向き合う充実した時間を過ごす事ができました。 アメリカのアリスウォータースにも通じる30haのフィールドは、農産品も出荷するサスティナブルな世界を一貫し未来の生活のあり方のひとつを目指していました。あいにく寒かったのでまた見に訪れたいと思います。ミモザが春を告げていました。   https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/

Celebration

EAAでは、スタッフ誕生会、歓迎会、新築などお祝いの機会を大切にしています。スタッフが自宅を新築しましたのでリクエストをうけてYAMAGIWAのスタンド照明をプレゼントしました。自宅で質の高い光に包まれた時間を願ってのプレゼントです。 2月には、大阪の大手事務所より1級建築士1人も加わり歓迎会も開催致しました。   https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/

洞爺湖鶴雅リゾート 洸の謌「洸響」

火のラウンジから続く音楽堂「洸響」は、音響設計されていて残響時間も計画し、木造(北海道産材)でつくりました。 「洸響」はコンクリート造でつくられた宿泊施設と地球的風景を望む展望テラス、洸の路を結ぶ大切な空間です。自然と宿を結ぶ洞爺湖を象徴する空間として、洞爺の森が水盤に浮かびます。森の木漏れ日が天空から差し込み、自然から宿、テラスへとつながる大切な空間と位置づけて計画しました。 切妻の屋根は東へ棟を向け、光の路から空へつながる構成として年に数回、洸の路の空に満月が昇ります。 水盤の洸は反射し、水面のゆらめきが心地良く、洸響の空間に映し出されます。 ラウンジチェア・テーブルは北海道産木材で設計し、ゆったりと音楽を楽しめるカフェ空間を目指しました。開業から約2年経過し、音楽会・ワイン会・カフェ・結婚式場とされ、唯一の空間としてスタートしています。   https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/

洞爺湖鶴雅リゾート 洸の謌「火のラウンジ」

漆のフロントカウンター、洞爺湖の波紋のモチーフを経て訪れる暖炉の火を囲むラウンジのデザインは、人が集まる中心に暖炉を設け、上方に丸い洞爺湖をモチーフとしたリングに木と光の煌めきを表現し、床に水の波紋や流れを表現した特注のカーペットを敷き込んでいます。 壁面には割り肌の札幌軟石を貼り、木の格子によって陰影ある深みのある質感を表現。 バーラウンジに道産ナラ材と同材によるラウンジチェアもデザイン。北海道を存分に愉しむ書籍もテーマを広く設定し五感に深く響く寛ぎの時空間を目指しました。 次に続く水盤に浮かぶ木造の音楽堂「洸響」につながります。   https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/

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