2009.4.29~30に長野県軽井沢と小布施を訪れました。
天候に恵まれ軽井沢の街並を歩きギャラリー桜の木、聖パウロカトリック教会(アントニン・レーモンド設計)・万平ホテル内村鑑三記念館・田崎美術館を巡りました。
首都圏の避暑地として長い歴史をもつ軽井沢はレストランやショップが洗練され充実しており食材店(チーズやハムなど)が豊富な事や食器店・ギャラリーなどもあり、歩いて楽しい街並がありました。
緑も深くゆったりとした時間が流れています。
旅館星のやは100年を越える歴史の中で、2005年に新たにつくられました。
敷地内に河川を引き込んだ圧倒的な水に満ちた日本庭園がつくられ各施設が水面に面して立ち並んでいます。
バリエーションに富む施設群・個を大切にしたパブリックスペース。
そして全体をつくりあげる感性に満ち溢れたランドスケープ・低く押えられた夜の光の環境。
そこには、現代人が求める精神的な世界・環境と、それに答える
研ぎ澄まされ徹底された和の精神文化が基本となり建築やサービスが作られています。
人が集まる環境・観光を巡り生きた環境の本質に触れたいと思います。
遠藤 謙一良