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小樽市潮見台の家 2 木材の検品

小樽市潮見台に建つ住宅は、 木造軸組みの在来工法で、内部にふんだんな木構造を表すのが大きなテーマのひとつです。 今日は、その表しとなる木材の検品のため、秩父別の製材工場に行ってきました。 基本的には動産材のトドマツ、大型の梁などは北米の原木から、 なるべく節のないきれいな木材を調達してもらいました。 製材工場の方とのやり取りで、木の特性も新たに知ることができました。 今後も北海道の地域環境に合った材料と向き合い、美しい木構造を追及していきたいと思いました。

ASJ釧路スタジオのイベントへ参加します!

アーキテクツ・スタジオ・ジャパン 釧路スタジオのイベントが 21日22日に弊社で設計させて頂いた中標津のカフェ ONUKI COFFEE ROASTERY にて行われます。 チラシをお持ちいただいた方には、コーヒー豆のプレゼントもあります。 たくさんのお越しをお待ちいたしております。

余市町の家

昨年竣工した余市町の住宅の造園作業を行なっております。 庭の計画を昨年より行い、冬の間樹木・低木・宿根草を用意し施工しました。 6月初めにほぼ完成しお茶会の東屋として藤棚もつくります。

ヨーロッパ建築の旅2

パリで一泊し、パリで建築を巡って夜チューリッヒに泊る。 朝からカラトラバ設計のショタデルホーフェン駅を見る。カラトラバらしい構造と造形が傾斜のある駅に空間的な流れをつくり合理的な中に美しくコンクリートと鋼鉄とガラスの屋根構造でまとめられ、カーブし流れるような造形の中に有機的で生命感を感じる環境と一体となった美しいデザインでした。 次にチューリッヒ湖のほとりにコルビュジェの死後建てられた、晩年の作品(実験住宅)コルビュジェセンターは傘状の鉄骨フレームを2.26mのモデュロールでつくった建築です。側面からの姿はコルビュジェのロンシャン教会のような造形を感じ大きな存在感ですが、モデュロールによるスケールが身体にフィットし空間が心地良く感じられました。 その後もう一度レンタカーでフランスのロンシャンに入りコルビュジェの1955年の作品、ロンシャンの礼拝堂を訪れる。 私は2度目の訪問になります。主要構造は鉄筋コンクリート造で2~3m位の壁がスタッコで白く仕上げられ、一部厚い壁にあけられた開口部のステンドグラスが内部に神秘的な光の空間を実現している。屋根はシェル構造で外観は空へ向かって浮かんでいるような船のイメージを感じる。壁と屋根の間に10cmのスリット開口があり、大きな屋根が浮かび上がる。 床は祭壇に向かって緩やかに傾斜し様々な表情の中に祈りの場として深みのある包まれた独特の空間が体感される。 何度訪れても、感動があるすばらしい建築でした。 丘の上に建つロンシャンの礼拝堂の手前にレンゾ・ピアノ設計によるビジターセンターと修道女用住居がロンシャンから視界に入らないよう半分土に埋められて設計されていました。環境の文脈を十分考慮したレンゾ・ピアノの計画にも深い感銘を受けました。  

函館時任町の家:改修

今回は、天井・壁ともに左官仕上げです。 オーナー様の声掛けの元、学生さんや ボランティアの方・設計事務所が力を合わせて仕上げております。 私も日曜日に参加させて頂き、 左官にまみれ、悪戦苦闘し、 職人の技術の力を改めて実感してきました。 内部は、断熱されて暖かくしっかりとした空間に感じられるようです。 また、階段のフレームや建具などが入り 外観からは、想像の出来ない古さと新しさの融合が出来ています。 特に吹き抜けの光も印象的で 水平的にも土間へとつながり 楽しそうなライフスタイルが想像できます。 あともうひと息です。

小樽市で住宅2件が着工しました

小樽市で住宅2件が着工しました。 ひとつは、小樽市緑、坂牛邸に近い場所に建つ住宅です。   もうひとつは、小樽市潮見台、和光荘近くに建つ住宅です。

上江別 山本歯科クリニックがオープンします

江別市上江別西町に、「山本歯科クリニック」がオープンします。 5月7日(木)、9:30よりオープンです。 道路に面して庇と水平窓が連続する、軽やかなデザインが特徴です。 北向きの為、待合と治療空間の上部にハイサイドライトを設け、南からの光をお客様の居室スペースに取り入れた明るい室内環境としています。 エントランスのスロープから院内全てフラットな床とし、バリアフリー空間としています。 トイレも広く、手すり、ベビーチェア、ベビーシートを完備しており、またブラッシングルームには子ども用のスペースが設けられています。 質感のある空間とともに、お子さんからお年寄りまで幅広い年代が快適に通えるクリニックとなりました。 ————————————————————————————————————– 山本歯科クリニック 〒067-0063  北海道江別市上江別西町53-23 TEL: 011-391-2217 HP: http://www.yamamotoshika-c.com/ ————————————————————————————————————–

イベント情報:沖縄で建てる!北海道に還る!~故郷に建てる~

ARCHITECTS STUDIO JAPAN のイベントが横浜ランドマークタワーで行われ、遠藤がこれに参加します。 イベントタイトルは、「沖縄で建てる!北海道に還る!~故郷に建てる~」。 北海道の美しい景観や、四季の変化に寄り添って住まうことに着目した建築作品を紹介する予定です。 パネルの他、「真駒内土間のある家」の模型も展示します。 北海道、沖縄、横浜、東京の建築家12人が参加予定です。 —————————————————————————————————— 「沖縄で建てる!北海道に還る!~故郷に建てる~」 場所: ASJ YOKOHAMA CELL横浜ランドマークタワー 31F 〒220-8131神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2-1 横浜ランドマークタワー31F 日時: 5/1 (金)~5/6 (水) 11:00~18:00 入場無料 —————————————————————————————————— お近くへお越しの方、是非お立ち寄りください。  

ヨーロッパ建築の旅 1

4月5日~15日まで11日間ヨーロッパの建築ツアーに北海道の建築仲間7人で行ってきましたので、数回に分けてお伝えします。   4月5日~6日はパリに1泊しオペラエリアに宿泊し、翌日、ジャンマーベルのカルティエ財団を訪れました。ガラスのファサードが建築本体や外構のフレームにも施工され幾重にも重なるガラスの中に道路の反対の建築が緑の庭の中に虚像の建築が映り込みます。   パリの石造の建築が続く街並にガラスで建築を映し込みカルティエの建築が街並に溶け込むパリの街並に新たな風景を創出する試みを感じました。 アラブ世界研究所、ノートルダム寺院、ポンピドゥーセンター、ラ・ロッシュ=ジャンヌレ邸を訪れました。             

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