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6月27日「グッチーの今日ドキッ!」にて、マンション改修の物件が紹介されます。

本日6月27日(木)、午後3時頃からHBCで放送の「グッチーの今日ドキッ!」にて、2011年に完成したマンション改修の物件が紹介されます。 西面にテラス窓で面する3枚の窓があり、それを一杯に使うべくワンルームのLDKに配置し、水周りなどの諸室を後方に配置しています。 分節されない大きなワンルーム空間からは、隣接する森によって窓の外に広がる緑のカーペットに床が連続していくような感覚が得られます。 キッチンをはじめ全ての家具を造作で造り込み、家具のクオリティを高めつつ、床下収納や壁面収納など、収納をたっぷりととることですっきりとした空間を実現しました。 室内の壁・天井にアクセントカラーや左官を使ったり、ムラ感あるタイルの使用でナチュラルの中に深みのある質感を検討しました。   映像で見ていただければ、より空間の質感が伝わるかと思います。 是非ご覧下さい。

週間MEMO:厚田へ-三宅理一先生を訪ねて-

9月に予定している日本建築家協会全国大会のセミナーの企画で、著名な建築歴史家で藤女子大学副学長の三宅理一先生を調査合宿中の厚田へ訪ねる。   先生は『負の資産で街がよみがえる – 縮小都市のクリエーティブ戦略』の著書で、地方に残る歴史的建造物や名もない古い民家を、アートや文化的視点で再生させる活動を行っており、地域にある本質的な魅力や価値に光を当てる試みを実践されている。 グローバル化と人口減で街が縮小しはじめる現代に大切な視点を提案いただけると思い、依頼に伺った。   先生はグローバル化の時代の中で、フィリピン、中国、フィンランド、ロシアの都市と協同で街の歴史や未来に関する研究を進めており、その活動には社会実験を含む。 北海道では厚田をフィールドとして調査研究されており、フィリピンから来た学生が厚田に泊り込んでいた。 残念ながら、今回は先生がフィリピン出張中ということで、セミナーはまたの機会となったが、1時間ほどのお話の中で新鮮な時代を見据える眼と深い歴史観に触れ、充実した一刻であった。 厚田には遠い昔山の中にコタンがあり、1500世帯が暮らしていたことを伺った。 夕闇迫る中、Google Mapを頼りに山に入り、やっとのことで集落を探した。   そこにはゆったりとした水田の村があり、夕闇の中で時が止まったような鈍く美しい光景が展開していた。 水平に拡がる日本海や菜の花と海が重なる美しい風景が厚田にはあった。

週間MEMO~小樽のマンションリフォームと余市の住宅が進行中です

小樽マンションリフォームProject 小樽市内のマンションのフルリフォームがスタートしました。 室の上下・隣家が不在がちなことから、熱損失・結露を防ぐため床下・壁・天井の断熱改修を先行し、家具・建具・厨房・浴室・ボイラーを一新するとともに、暖房はガスFFをPSの温水パネルヒーターに交換します。 フローリングも遮音対応した無垢フローリングを使い、主室を珪藻土とし、熱交換換気扇も含め室内環境の質を高めた計画です。 小樽港を正面に望む窓の風景を大切に厨房→食卓→居間が直線に構成され、間接照明で一体感のある質感の高い心地良い空間をつくります。   余市の住宅Project 余市の住宅街にて、快晴で桜の花が咲く中地鎮祭が開催されました。和室の縁側を通って居間に至る4つの庭を歩く住宅です。

ギャラリー間にて中村好文展を見て。

東京TOTOギャラリー間で建築家中村好文展を見てきました。 2フロアに展示される展示の1階部分は中村氏の小屋に対する思いを世界の歴史の中から選び、 展示テラスには家具のように丁寧に作りこまれた自給自足を目指した実物の小屋が展示されていました。 狭い空間を家具として詳細を検討することで、衣服のような居心地の良いスケールで空間を実現し、 ソファ・厨房・水廻りと作り込みのディテールは、参考になりました。 外壁は古材を使い、内装の合板は白く染色され、 狭さを感じさせず、新しいのに馴染みの良い空間でした。 2階は、図面・映像展示で、1Fの小屋のできるプロセスや詳細図が展示されています。 日本の建築の原点を見た良い展覧会でした。

新琴似のコートハウスが竣工しました。

新琴似のコートハウスが竣工致しました。 L型のプランのコートハウスで、朝から夕方まで終日光が家に降り注ぐ構成です。 庭との関わりを大切に窓やプラン構成を行っています。 また、ニセコのコンドミニアムが来年6月竣工を目指してスタートし、 遣り方のチェックに行ってきました。 更に日光の別荘は建て方がスタートし、木造の骨組みが組み上がりました。 登り梁は日光杉の上小節材で美しい屋根型を支えています。 節が少なく大変美しい材料です。

函館コートハウスの計画が進行中です。

函館五稜郭の近くで、年内竣工予定のコートハウスの計画が進行中です。 周辺環境との調和を考慮し、アプローチ空間を含めた4つの庭に開かれた平屋のコートハウスです。 リビングの空間は緩やかに傾斜し、 ゆったりとした空間を中心に居心地の良い諸室が繋がる住み手の感性に響く空間を目指しています。

裏山・白いジュータンを望む。

西野の自宅の裏山の雪面が、締め固まり埋まる事がなく自由に表面を歩き廻る事が春のこの時期可能となります。 15分位、雪面を登ると札幌の街並みが目の前に拡がり、 年に数回のこの風景を楽しみにしています。

武蔵デンタルクリニック増築計画が進行中です。

4年前に竣工した歯科クリニックの増築計画です。 南の採光を求め縦に長い開口部を配置し、 室内に光がめぐる空間です。 2階は将来の診察室の変更に対応し、 また、天井近くからの採光と外部への光の発行によって道路面から奥行きのあるクリニックの景観を作り出します。  

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