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クリエーター浜野安宏氏

1月28日に東京九段にて、クリエーター・ライフスタイルプロデューサー浜野安宏氏のセミナー(勉強会「創成倶楽部」)に参加しました。 浜野氏は1970年代から神戸北野にて、建築家安藤忠雄氏が活躍をはじめるローズ・ガーデン、リンズギャラリーや、四国のSTEPまた沖縄のFestival、青山フロムファーストビル等、次々と建築をプロデュースし、街に新たな潤いと活力を仕掛け、行き詰まり感があった建築や街づくりに新しい可能性を拓いてきました。 私も1980年代の学生時代に、神戸をはじめ街や建築を訪れ大変刺激を受けました。 特にざら紙で出版された“人があつまる”では、街・ストリートを再生する提案は、人や街に対して温かく、感性に溢れた内容で、“自然と都市の両棲動物として”から始まり、文化と文明の交点としての“生活”がいかに大切で豊かであるべきか、街・都市の新しい視点から語られ、示唆に富んだ、小さな建築から街をつくるバイブルでした。 また、東急ハンズWILD1をプロデュースし、全天候カメラHD-1(富士フィルム)は、現代のアウトドアライフを先取りする可能性や魅力的な未来を拓いています。 “コンセプト&ワーク”は街やブランド・プロダクトを次々に創造するプロセスが詰まったエネルギー溢れる内容です。 浜野氏は全盛期にアメリカワイオミングに家族で移住し、パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナード氏の家の隣に住み、共に釣りを通して自然の中で暮らす、文字通りナチュラルなライフスタイルを実践されました。 「自然と街の間を生きる、野生に満ちた生き方は、自然の大切さを社会の基底の思想とする為に、子供の教育を含め、最も大切な事」と考え、多くの書籍やライフスタイルを通して表現しており、その考えに強く共感いたします。 懇談会、2次会と共に過ごし、現在の沖縄での生活や、これからの琵琶湖の構造と、遊びと、活動を止めないアクティブな思考に大きく勇気づけられました。

トリップトラップ

1972年北欧のピーター・オブスヴィックのデザインで、赤ちゃんの成長に合わせて調整できるため、大人まで座れる椅子をスタッフの出産お祝いにEAAから3台贈りました。 機能性に富んだデザインは、タイムレスの美しさと価値を有しています。

CLT設計技術研修会

CLT設計技術研修会に事例紹介発表者として、ナスカ一級建築士事務所、竹中工務店と共に参加させて頂きました。事例として、Hokkaido CLT Pavilion、イトイグループホールディングス新社屋、北の森づくり専門学院、北海道庁ロビー木質化改修の4つを紹介させて頂きました。北海道内でのCLTの普及がより拡がるよう願います。  

北海道大学 旧昆虫学養蚕学教室 改修プロジェクトのCM(コンストラクションマネジメント)に携わっております。

北海道大学内にある歴史的建造物である旧昆虫学養蚕学教室・昆虫学標本室を、ワインアカデミーとして改修するプロジェクトのCM(コンストラクションマネジメント)業務に 携わらさせて頂いております。   北海道大学 工学部 建築デザイン学研究室(小澤 丈夫 教授)の監修による設計で、120年以上の歴史性を尊重した仕上げの復元や、耐震補強、断熱改修、及び新旧の対比を表現する入子による増築を計画の要としております。   歴史的価値ある建築をより良い状態でこれから活用される事を願い、業務に取り組まさせて頂きます。  

「財界さっぽろ2023年2月号」

2023年2月号にEAA遠藤建築アトリエが、「建築の可能性を探求し、北海道の新しい未来を創造していく」というテーマの記事が掲載されています。 EAAオフィス、CLT北の森づくり専門学院、洞爺湖鶴雅リゾート 洸の謌、北海道庁ロビーデザイン、小樽運河プロジェクトと仕事の関わり、これからの新しい可能性について記しています。  

「スキー場は夏に儲けろ!」

白馬岩岳マウンテンリゾート代表・和田寛氏 著書:「スキー場は夏に儲けろ!」にEAAが設計したいきさつが詳しく掲載されています。 竣工から4年で、夏の利用者が昨年夏で当初より約10倍に近い多くの人々が訪れています。 HAKUBA MOUNTAIN HARBOR 公式HP

阿寒テラス

釧路市阿寒町阿寒湖温泉で長らく温泉旅館として運営してきた芳友荘を全面改修し、新たに「阿寒テラス」としてスタートするプロジェクトが2023年4月openを目指し進行しています。 北海道産材(唐松合板)を主材として仕上げ、全15室の洋室と、焚き火を楽しめるアプローチと一体化したテラスを備えます。 また、大きな開口部でフラットに連続するLoungeはライブラリー・食事・バー・カフェ・イベント等、訪れる人々が様々な形で交流し楽しめる新しい旅の形、地域に融合したホテルスタイルを目指しています。 阿寒国立公園の自然を通年楽しむ拠点、アウトドアベースとしての滞在も視野に入れ、唐松合板でラウンジチェア「SIRI」をデザインし備えています。 温泉は源泉かけ流しの名湯を楽しめます。

新しい年を迎えて

新年明けましておめでとうございます。 コロナと向き合う長い時間から今年は、徐々にあける兆しを感じる年となりそうです。 昨年は、改めて建築と向き合える年でした。進行中のプロジェクトと日々向き合い建築のコンセプトを見極め、最も大切な内容を建築に活かす為、配置・プラン構成・構造・開口・仕上・素材・室内環境照明等と全体と部分を融合する為のプロセスを重ねます。 建築が創られ、新たな場所が景観、豊かな環境・社会・生活・室内を実現します。   ◉風土環境をしっかり向き合う事で、科学的視点で省エネルギーで、サスティナブルな快適な環境を目指す事。   ◉グローバル化する中で、その土地の固有の文化・伝統を改めて建築に活かし継承する事。木造や伝統構法と向き合う事も大切な1つと考えます。   ◉豊かな風景と向き合い改めて、地域と暮し、またその地を訪れる人々に豊かな喜々とした、喜びや感動を伝える建築。光を活かし、快適な風が流れる室内気候を実現し、身体と呼応し た質感のある美しく、快適な空間の実現。時代の中で、考える最良の建築から時代を拓く、豊かな環境を今年も目指したいと思います。  

洞爺湖 鶴雅リゾート~洸の路

洞爺湖 鶴雅リゾートの庭に創られた高さ15mの丘の上に、東方の空へ伸びる洸の路が建ち上がりました。 空を映す4mの塔上からは、洸輝く洞爺湖の全景と羊蹄山・昭和新山・有珠山が一望できます。 鶴雅リゾートが位置する豊かで荒々しい自然を体感することで、地球と身体がフィットする時空間を目指します。

大阪~中之島図書館・公会堂・美術館

11月週末に大阪中之島図書館をセミナーで訪れました。 古典主義様式の建築で、玄関ホールは螺旋階段の上部スカイライトの光に包まれています。 公会堂も再生利用され、安藤忠雄設計のこども本の森中之島・大阪中之島美術館と新旧の名建築による文化エリアが形成されています。 美術館はエスカレーターが吹抜に交差する立体的な空間構成で、移動するレベルで中之島のさまざまな景観に対峙する立体的なシークエンスが印象的な建築でした。 中之島は、水に浮かぶ過去~現代の歴史の中に人が集まる素晴らしい文化環境を形成していました。 午後に友人が企画した、夢の家お仕事体験フェスティバルを訪れました。建築の様々な仕事を子どもに体験してもらう貴重なイベントでした。

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