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シャガール展

先日休日にシャガール展を訪れました。 休日という事もあり多くの人で一杯でした。 展示は圧倒的な作品数と内容で素晴らしく、ユダヤ人として生まれ97歳で亡くなるまでの彼の作品が大変わかりやすく展示されていました。 彼はロシアに生まれ、ヨーロッパを巡り、アメリカそして南仏で晩年を迎えます。 その南仏のおだやかな日々に描かれた食卓(81歳の作品)や街の風景(83歳の作品)は特に美しく印象に残る作品でした。絵が柔らかく色が多彩で、深みと広がりをもった圧倒される内容でした。

第4回小樽アートプロジェクトのご案内。

今年は小樽和光荘でアーティストの山田良氏と9月21日~29日まで9日間開催します。 予約制(詳細は資料参照下さい)です。 普段非公開で以前天皇陛下が宿泊された名邸(1972年竣工)をご案内いたしますので、是非お申し込み下さい。  

週間MEMO

屯田ちだ歯科クリニックが出来上がってきております。 左右に診療スペース、中央にサプライ(消毒廻り)の配置です。 中央を鉄骨柱で軽くし、上部からハイサイドライトが注ぐ、光あふれる空間です。 黒松内近くのそばの草原が美しかったので納めました。 岩内の住宅の写真をUPしています。

日光のプロジェクトの足場が外れました。

日光のプロジェクトの足場が外れ、その全貌が日光の大自然の中に姿を現しました。外装、構造に日光杉を使用しています。外装の杉材はほとんど節がなく、油分を多く含んでいる材で、製材した段階でワックスをかけたような状態で驚きました。 また構造材ではのぼり梁を使い、柱の間隔の大きい大空間を実現しながら、構造的安全性の高い耐震等級2を確保しております。 日光は標高が高いため、外部環境が北海道に近いです。そのため本プロジェクトの外断熱では、付加断を100mmとしており、北海道と変わらぬ最高水準の断熱性能を実現し、快適な室内環境を作り上げています。   現場は梅雨に入り長雨等にも遭遇しますが、深い庇で覆われた本作品では、雨が降っていても窓を大きく開け放せることができ、じめじめした梅雨時期でも更なる快適性を生み出しています。 これから外溝と内部仕上げに入っていきます。竣工が楽しみです。  

週間MEMO

7月13日大安に札幌北区屯田のちだ歯科クリニックの上棟式ともちまきが盛大に行われました。 近隣から多くの方々が参加し、子供がもちや歯ブラシも沢山ひろっていました。 10月2日開院にむけて施工や監理が行われています。 床が全面タイル貼の大型クリニックです。

東神楽の家・留萌の家

東神楽・留萌で住宅が着工しました。 先日、計画を進めていた東神楽・留萌の住宅がスタートしました。 東神楽は河川に面した南側数㎞が農地の拡がりのある素晴らしいロケーションの敷地で、Livingは水平梁が連続して、大きなテラスで庭や水平の風景に融合する住まいです。 留萌の住宅は街中のロケーションで、ガラススクリーンでプライバシーを守る2階住まいで、ハイサイドライトを組み込むことで、地形により難しい朝日を食卓に取り入れ、明るいテラスに面したコートハウスです。  

日光のプロジェクト アレックス・カーの美しき日本の残像・犬と鬼

日光のプロジェクトも、外装にかかり杉板張りの施工が進んでいます。節の少ない美しい外壁となりそうです。   アレックス・カーの美しき日本の残像・犬と鬼 京都で古い街屋を改装し、宿泊施設を運営しているアメリカ人を以前メディアで知り、興味を持ちました。彼の名はアレックス・カー。幼少期を日本で過ごし、日本に憧れアメリカの大学で日本学を専攻し、36年前に来日。以後京都を拠点に日本文学に関わる仕事をしてきました。 日本への深い思いと、日本での出来事をつづり、かつての日本の美しさの本質に迫った「美しい日本の残像」は、日本で建築をつくる私にとって大切なことを改めて考えさせてくれる印象的な内容でした。 すぐさま同じ著者による「犬と鬼」を読み始めると、前著で触れられた日本の歴史的風景や文化のあまりにもはかない喪失について徹底的に書かれており、経済的繁栄を実現した一方で大切な大切な日本の骨格を失いつつある事を改めて知る、悲しく痛みを感じる力作でした。 データに基づく内容は説得力があり、考える以上にこれからの日本は大変な状況となることが予想されます。 あえて、これから進むべき方向性については触れられていませんが、全ての大人が深く考え、お金ではない本質的な豊かな社会をつくるため、行動できるかが問わてれます。 久々に衝撃的な内容です。  

週間MEMO TV取材・厚別の住宅と屯田の歯科クリニックの上棟近づく

先日TV取材でユニバーサルデザインを一言で話す機会があり、とっさに思い浮かんだのは、年齢だけではなく「生命全てにとって豊かでやさしい環境を実現する創造力」と話しました。少々難しい言い回しですが、ハードだけではなく、ソフト・生態系・自然環境も含めた視点が必要と考えます。 現場も厚別の住宅と屯田の歯科クリニックが上棟に近づき、美しい木造の架構が表れています。それぞれが空間表現に木造の表す力の流れを視覚で感じられる空間です。 厚別の住宅は包まれた屋根型が登り梁で連続しています。 公園に面した角地のロケーションを大切に、敷地の長辺に沿ってプランが構成されています。それにより公園に面する室と南面する居室が可能となりました。 屋根型は、プランの対角に棟をのせ、東側の角に棟の頂点を上げており、東の朝の光を建築にもたらします。 屋根型は登り梁を組み上げ、梁型によって生まれる陰影感と質感の高い空間が2階の居間、食堂、書斎、和室を覆い、広がりのある一体的空間を実現しています。  

staff募集のお知らせ!

㈱遠藤建築アトリエ(EAA)は、住宅・クリニック・コンドミニアム・複合施設等を手掛けております。 設計のプロセスにおいて、質の高いデザイン性・空間性の中に、構造・設備等の美しい合理性・環境性も両立し、社会や時代の中で明快な存在価値を備えた建築づくりを心がけております。 特に、人口減を含め社会、時代の中で大きく変化する変換(パラダイムシフト)に対し、多様な視点から建築を捉え直し、様々な領域や専門家と組みながら考える事で、よりリアリティのある“場所”や“地域”の再構築が建築を通してできると信じて活動しております。   例)       ・地域にとってかけがえのない歴史的建造物の保存・再生・活用の活動 ・地域資源とエネルギーの活用 ・地域文化を基本として建築を捉え直す   特に北海道は、豊富な資源や豊かな自然環境に恵まれ、大変魅力ある地域文化をもっていますが、寒さに対するエネルギー消費や快適性の点で工夫する余地があります。 高断熱化はよりシンプルに生活する為の基本となりますので、建築性能と技術はEAAの大切なテーマの1つです。 同時に、木造を含め日本の建築文化を再考することの中から現代の中でより固有の建築文化を地域の中でつくり続ける事で、グローバル化する社会の中で魅力ある建築、地域をつくる事ができると考えております。 変化の中で有形無形の中の本質を捉え、多様な視点から時代にフレキシブルに対応したシンプルで生きた建築を共につくる、創造力豊かなスタッフを募集しております。   社会保険完備、賞与有 問い合わせ先 書類にて       履歴書(資格・職歴・受賞暦・使用できるソフトなどを記載したもの)をメール(または郵送)でお送りください。 可能であればデータで送れるポートフォリオなどございましたらメールにて同送下さい。(データまたは印刷物の郵送も可) 後日書類審査を通過しました場合追って面接のご連絡をします。 メール endo-aa@agate.plala.or.jp 履歴書(エクセルデータ) rirekisyo1.xls 履歴書(PDFデータ) rirekisyo1.pdf ※応募いただいたデータは今回のスタッフ選考以外では使用しません。

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