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越前和紙

福井県越前に伝わる日本を代表する越前和紙 杉原商店を訪れる。 古くは室町時代(1300年代~)に紙座が設けられ、日本を代表する紙として伝統が継承された紙の持つ多様な可能性を学ぶ。 楮・三椏・雁皮を原料に、用途に応じて、強く、また繊細で自在な紙の世界が拡がる。   水と植物のみで織りなし表現される和紙の世界は、自然にやさしく響く、日本の誇る素材だと深く感じました。 福井県でこれから手掛ける改修プロジェクトに、是非素材として取り組みたいと思います。 https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/  

ガウディとサグラダファミリア展

7月29日東京国立近代美術館「ガウディとサグラダファミリア展」を訪れた。 約140年前に建設がスタートしたサグラダファミリアについての、ガウディの建築思想が伝えられ、模型による構造の合理的検証の造形プロセス、幾何学を駆使した生命力表現としてのスパイラル形状の柱の造形など、一見有機的なクラフトが、明快で合理的思考と高い密度で建築創造されている内容が伝わる、分かりやすい展示となっている。 幾何学と合理性による独自の形と法則を創り、圧倒的密度により実現したサグラダファミリアは、文化や国を越えて訪れる人々が感動する自然の畏怖に近い本質を創造している。 https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/  

小樽(仮称)観光船ターミナル プロポーザルコンペ EAA選定

7月13日に開催された小樽市の(仮称)観光船ターミナルのプロポーザルコンペ審議会で、EAAが選定されました。 場所は小樽港第3号埠頭に位置し、客船ターミナルに隣接。埠頭を掘り下げ新たに観光船用桟橋が設置され、デッキで接続する構成としました。 多くの観光客が快適に過ごす待合ロビーと、2階には多目的ホールから港の海へ、広いテラス[海の舞台]が設けられます。 外観に切妻のモチーフで近隣の倉庫と風景的融合を図り、海上から、街からの新しいシンボルとしての”街の灯り”を提案。 外部は公園と広い駐車場に接し、おたる潮まつり会場や、外国船来航による多様なイベント広場として、新しい観光都市にふさわしいランドスケープデザインが計画されています。 多くの歴史的建造物が遺る輝かしい小樽の未来を港から拓く事を目指すプロジェクトです。

白馬岩岳マウンテンリゾート

7月19日白馬を訪れました。 老朽化していたロープウェイの新築工事がスタートし、EAA設計の山頂展望テラスマウンテンハーバー、白馬ヒトトキノモリのデザインと一体化するプロジェクトです。グリーンシーズン2023のパンフレットも発行されていました。 マウンテンハーバーは毎年訪れる人が増加し、休日には大変な賑わいとなっています。

Maintainable 風と、森と、地球の治癒力

「持続・循環・再生・維持保守可能な社会をデザインする」をテーマに発刊されたメンテナブルMaintainable、創刊2号[風と、森と、地球の治癒力]の取材に、EAA遠藤が参加しました。 「ひとと地球の治癒力」をテーマに、EAAofficeで使用した北海道蝦夷松を、富良野の森の原木から加工したプロセスや、そこに至って建築を実現した「森から建築をつくる考え」についてお話ししました。 他の企画では、再生エネルギーの取り組み、石狩の風力発電、建築環境、室内気候についてのお話しがありました。[自然の力を社会に永続的に活かしていくための考え][自然と共存できるサーキュラーエコノミー建築ビジネス][空間の快適性と動植物生物との共存区間]について、多角的に深く考え、サスティナブルな社会を目指し拓く内容でした。

札幌市中央区の住宅が着工しました

札幌市中央区で計画中の3階建木造住宅の地鎮祭が、7月1日に開催されました。 住宅街の中、前面が公園の敷地からの眺望と採光を大切に空間構成を行いました。2階の各室はテラス越しに公園に開かれ、吹抜を介して、朝からの終日の光に包まれる温かな一体感のある住まいを目指します。

札幌市立大学EAAセミナー

7月4日17:00~札幌市立大学3年生30人がEAAオフィスに訪れ、建築セミナーとオフィス見学会の授業を開催いたしました。 6月30日の同メンバーによる作品講評会に続くセミナーで、EAAの建築の考えや地域環境・資源・文化・伝統・技術・科学を統合して、生命力のある建築や街を創造するプロセスについてお話しいたしました。当日外気は少し暑い環境でしたが、EAAのマロニエの大木による日陰効果と土間の冷蓄熱、風の自然重力換気、HPシェル曲面天井からの自然光のグラデーションを体感していただき、建築の可能性について、空間体験の機会となりました。

建築を巡る工芸の旅~京都

6月27~29日に友人4人で京都を訪れ、建築を巡る手づくりの世界にふれました。 初日は手づくりの張地で一級の椅子をつくる奈技工房を訪れ、製造プロセスを見学しました。木型にブナの無垢材を使い、将来の再生に向け、強度の高い仕様や、自由自在の形を実現する技術・プロセスに目を見張るものがありました。 翌日は京都の川島織物の工場を訪れ、600種の糸を使った30m×7mの手づくりの緞帳が出来上がるまでのプロセスについて、説明を受けました。 180年前より着物の帯づくりを始めた企業が、妥協のない思考で本物を創造し、近代化の時代に技術を積極的に取り入れ、洗練された技術革新により先端アートとしての織物を発信し、世界最高水準の織物を生産する姿に感銘を受けました。日本文化の根底にふれる機会となりました。   ※EAAでは、「洞爺湖 鶴雅リゾート 洸の謌」で特注のカーペットを依頼し、カーテンも川島織物で制作いたしました。    

EAAスタッフ勉強会~ASAHIKAWA DESIGN WEEK2023

6月22日、EAAスタッフが旭川市を訪れ、カンディハウスの家具製作工場の視察を行いました。 その後、EAA設計の北海道立北の森づくり専門学院とCLTパビリオンを見学しました。 今後も、木・木造をより身近にふれる勉強会を続ける予定です。

InstagramとFacebookを始めました。

この度、EAAの公式InstagramとFacebookを始めました。主にEAAの建築写真や、椅子、テーブルなどオリジナルプロダクトのご紹介をさせていただく予定です。 是非、ご覧いただけますと幸いです。 ・公式Instagramのリンクです↓ https://www.instagram.com/endo_architectural_atelier/ ・公式Facebookのリンクです↓ https://www.facebook.com/endo.architectural.atelier

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