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SKYHOUSE02 北の沢の家

図は近代美術館 建築家展より 「SKYHOUSE」シリーズは、2階に主階を設け、空や自然と共に晴れやかに暮らす事を目指した住宅を私たちはそう呼んでいます。 大きな窓をつけることから、「冬の寒さ」を気にされる方が多いですが、近年の技術進歩により、高性能のサッシュ、高断熱高気密化等により、住環境を損なわないで大きな開口部で開かれた空間をデザインすることが可能です。 北国の住まいは、まず第一に「快適に暮らせる熱環境」を満たした上でのデザインであるべきであると考えます。 図は、特に「北の沢の家」の環境的な配慮の部分を説明したダイアグラムです。 写真はWorksよりご覧下さい。 (鹿追町SKYHOUSE・北の沢の家・福井左股川の家)

(blog)Traveler

春にアウトドアショップNORTH FACE のBOOKコーナーで数冊の本を購入し、旅行の本、旅する力(沢木耕太郎著)・池澤夏樹の旅地図(池澤夏樹著)を読み終えました。 いづれも一般の旅行を越える長旅が生活そのものとなる内容で、苦労しながらも世界を自由に旅し、考え、食する生活が新鮮で魅力のある内容になっています。建築の旅についてのサイドウェイ建築への旅(廣部剛司著)は私自身にも通じるテーマを思い切って一気に実現した内容で音楽等自身のテーマも重ねた深みのある素晴らしい内容でした。 (遠藤 謙一良)

たけいし歯科クリニック リニューアルOPEN

5/25 フードセンター新道店のたけいし歯科クリニックがリニューアルオープンしました。 ケアルームを2室、特診室を加えた新しい空間を増床しました。 変形した台形のスペースに曲線を持込む事で諸室が柔らかく繋がるコンセプトを生かした曲面プランに 天井が連続するヴォールトで覆い、各ユニットスペースに心地よく包まれるような空間を目指しました。 また一般治療後の継続的ケアスペースとして、治療空間とは違った、より質感が高い快適な居住デザインを目指しました。 遠藤 謙一良

漆 渡邊希展 GALLERY門馬

漆造形の作品展が開かれております。 解説にもあるように有機的なフォルムが 工芸の域を越え質感のある深みのある表現となっています。 漆黒の深みが素晴らしい。

札幌矯正歯科医会セミナー〝建築の魅力とHospitality〟

先日5月19日札幌矯正歯科医会のお招きで〝建築の魅了とHospitality〟というテーマで 1時間セミナーさせていただきました。 建築が深く文化と関わり日本の古典やヨーロッパ建築や家具や照明と人間に関わる環境を 広くお伝えしました。 また建築とHospitalitynoの関係を宿泊や歯科クリニックの中で実例をもとにお伝えしました。 約20人の歯科医師が参加いただきました。

ひろはしハートフル歯科(江別市)OPEN

ENDO.A.Aで手掛けた歯科クリニックが、マックスバリュ上江別店で5月16日グランドオープンしました。 木質感のある柔らかな空間です。 廣橋先生は歌登町で歯科医をされたキャリアと信頼のある歯科博士です。 ゆったりとした個室型の治療空間とカウンセリングスペースで安心できる治療が受けれます。

(blog)世代をつなぐもの

東京女子大学旧体育館解体問題によせて、哲学者 森一郎氏による自身が教授として教える東京女子大学旧体育館(アントニー レーモンド設計)の解体について学生の活動が学内学外を越えて保存運動として拡がり、すぐれた建築の持つ意味を問い、また深く考える文章が北大の角先生より頂きましたので、お知らせ致します。 建築が世代をそこに触れた人々の思いや心を強く繋ぐ事が伝わり保存活動の大切さを再認識し、強い光を感じる素晴らしい内容です。 遠藤 謙一良

現場MEMO No.7

5/14 インテリアデザイナー 杉本貴志 のセミナーにスタッフと参加しました。 イタリア発のモダンデザインへの傾倒から日本文化・和の精神にもどって深みのある、言葉を越えた表現に確かに 日本が築いてきた奥深い表現に到達していると感じました。 5/15 平成20年度照明普及賞の受賞式(森林ロッジ)に参加しました。   ≪ 森林ロッジ 現場もいくつかスタートし、現在札幌でたけいし歯科の増築を進めています。 不定形のプランを機能的に整合させるため、既存クリニックには大きな曲線を取り入れており、 その曲線ルールを活かし、一方で治療空間として落ちついた固有性をつくる為、 ヴォールト天井が3つ連続する個性的な空間となっています。 材質は従来に質感を高めた、快適で上質な環境を目指しています。 既存の待合にも目隠しを兼ねたオブジェを計画デザインします。   (遠藤 謙一良)

長野・小布施

   ▲ 善光寺 軽井沢の翌日、長野の善光寺に立ち寄りました。 偶然7年に一度の御開帳に重なり、多くの人と参拝する事ができました。 長い歴史と広大な環境宗派を越えた寺は、ゆっくりと人々を受け入れる優しさに包まれているようでした。    ▲ 長野県信濃美術館・東山魁夷館 すぐ近くの東山魁夷館(美術館)を訪れました。 水面を歩いてアプローチする空間が内部から水面を見返す構成となっており、シンプルで気持ちの良い美術館でした。          ▲ 小布施堂 次に小布施に向かい、栗羊羹で有名な小布施堂の施設をいくつか見たくて訪れました。 600年以上続く歴史の中で和菓子店・造り酒屋・和食レストラン・洋食レストラン・バー・宿泊施設を古い建築に手を加え一部、他から移築し、一群の和の世界をつくり上げ、各施設が相乗効果で魅力的な環境が創られており、以前より一度訪れたいと思っていました。 既存の瓦屋根と黒い板壁の外観が基本となり、内部は黒を基調にシンプルで時にモダンにデザインされ、グラフィックデザインも含め一群としての強いブランドイメージを形作っており、多くの人で賑っていました。 なによりも味に対するこだわりと、画家葛飾北斎との関わりも深くあり、文化としての背景もある歴史的建造物の優れた再生モデルでした。 (遠藤 謙一良)

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