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「第7回 未来をのぞく住宅展」が開催されます

10月25日(土)、26日(日)の2日間に渡り、札幌市教育文化会館4階にて「第7回 未来をのぞく住宅展」が開催されます。 開催時間は2日間ともに10:00~17:00です。 住宅をお考えの方、建築に興味のある方をはじめ、どなたでもお気軽にお越しください。

沖縄へ

10月9日から2泊3日の予定で沖縄に古い木造家屋の調査へ行った。 沖縄那覇市内では、珍しくなった木造平屋寄棟の屋根には、赤色の琉球瓦とシーサーがのっている。2日間寸法と部材を平面方向・高さ方向で実測し図面化するための調査。 役所廻りも済ませ、敷地が首里城すぐ近くであったので首里城見学へ。首里城も木造で中国と日本の様式を取り入れ、対中国向けの空間と対日本向けの空間が棟で分かれて構成されており、中国の歴史そのものが空間化されていることが良くわかる。 夜近くを歩いていると、塀越しに沖縄の豊かな庭がある木造古民家のお店がありスタッフと訪れた。“あしびうなぁ”というお店で縁側(外側)の席で沖縄の美味しい料理と美しい庭の空間のひと時を楽しんだ。良かったので翌日日中の風景も楽しむため昼に訪れた。   週末に台風19号の直撃を受け2日間動けず、4泊して13日にようやく帰ることができた。 11日は一歩も外へ出ることのできない暴風雨を体験したが、おかげで沖縄県立博物館・美術館を訪れ、地元の友人の建築家と久々に会い楽しい時間を過ごすことができた。空港からモノレールでコンパクトにつながる利便性の良い街で一般の人々やタクシーの方も様々な観光客の様々な言語に対応している姿を垣間見て興味深かった。  

JIA(日本建築家協会)建築家大会 2014 岡山

9月25日~28日まで建築家大会で岡山に滞在。 大会では担当の文化財保存再生会議に出席した。 日本での国宝・重要文化財12500、登録有形文化財9000に対し、イギリス60万、ドイツ90万と桁違いの文化財の違いでより充実した文化財の環境が求められている事が話し合われる。 ウェルカムパーティーは倉敷国際ホテルで出席。 ロビーに棟方志功の世界一大きい版画がある趣のある空間。1964年建築家浦辺鎮太郎設計、日本建築学会賞受賞作品。 翌日の基調講演は、フランスから日本文化に詳しいオギュスタン・ベルク氏「建築の再コスモス化は可能か」のテーマで講演。世界の近代化が失われた地域やさまざまな文化・生きられた地域社会(コスモス)の大切さと現在の構造的問題点を伺う。 今最も大切で共感するテーマのお話だった。 セミナーの間を縫って、倉敷の美観地区へ。 面積が21ヘクタール、江戸時代からの歴史的建築物の風景が川にそって保存され、美しい風景が形成されている。 大原美術館・倉敷アイビースクエアーまた良いお店が多くあり時間を忘れて楽しめる環境だ。 また是非ゆっくり立ち寄りたい。 岡山では後楽園(日本三大庭園)を歩き、建築家前川國男による岡山県庁舎、翌日には船で犬島へ渡り、歴史的建造物で、そのまた美術館となっている犬島精錬所美術館を訪れる。 歴史の時間を確かに刻む遺構を活かしアートで展開される空間は光・風・空調全て太陽と地熱の自然エネルギーで維持されている。圧倒的な時間の深みとアートのテーマが重なり、心に深く記憶に残る空間となった。 他に島の中に展開されるアートを巡り、島を離れその足で備前の国宝閑谷学校へ。 1673年会館の学校で講堂の回廊で囲われた空間が光の窓でつつまれた美しい空間であった。 いつも感心するのが、黒光り光りする床板の状態で塗料も340年もっているのかは不明だが木材の加工・仕上げの状態の美しさには言葉を失う。 しばし光りの反射に包まれる空間を堪能した。 屋根瓦の備前焼も快晴の緑の山並みの中で華やかに美しく輝いていた。    

「おたる案内人」まちかど教室

10月8日(水)18:30より小樽市民センター会議室にて、 「おたる案内人」まちかど教室が開かれます。 http://www.otaru-kd.com/about/NPO小樽ワークスの代表でもある遠藤が、 「アートプロジェクト…五年の奇跡」というタイトルでの講演致します。 参加費は一般800円となっております。 皆様、お誘い合わせの上、是非お越しください。

院内見学会のお知らせ

9月27日と28日の11:00~18:00に弊社が設計をさせて頂いた歯科クリニックの院長先生主催の院内見学会が行われます。 院内は白を基調とし、大きなキッズスペースが特徴的な家型の平屋です。 クリニック名は、はなかわ歯科クリニック 場所は、北海道石狩市花川南1条3丁目56 花川3丁目通り沿いのセブンイレブンの向かいです。駐車場がございますが、数に限りがございます。 クリニックHP - http://www.hanakawadental.com/ お時間のある方はぜひご覧いただければと思います。

帯広真鍋庭園 六花の森 帯広六花亭本店と武蔵野美術大学建築学科設立50周年記念

帯広真鍋庭園 六花の森 帯広六花亭本店   先日、真鍋庭園 六花の森を訪れ散策した。 秋晴れの中、24000坪の真鍋庭園は針葉樹を中心に構成された園内を楽しんだ。 深い針葉樹林独特の緑が個性的な景観となっている。 中札内村の六花の森は園内に2本の小川が流れる広がりのある空間。美しい小川のはるか先の丘の上に彫刻がおかれ、クロアチアの古い民家が美術館として7棟配置されている。水辺が美しい風景でした。六花の森は2013年日本建築学会賞を受賞した。     帯広で質の高い空間 六花亭本店を訪れる。 空間に常に手が加えられ都心にあるにも関わらず、エントランスポーチに柏の森がつくられ、景観の美しさが際立つ。内部 も人々で賑わい思い思いの時間をゆったりと過ごす事ができる街の大切なLivingとなっている。都心にほしい空間の1つだ。   武蔵野美術大学建築学科設立50周年記念   武蔵野美術大学の記念式典の発起人として9月20日、日帰りで参加し久々に師 竹山実先生はじめ多くの方々にお会いした。 懐かしい人にも出会い、また活躍する同世代にもふれ刺激的な時間だった。  

Singapore

8月末に仕事でシンガポールへ。 赤道直下のシンガポールは、日中太陽が垂直に昇り自分の影が短い、日中気温32℃、湿度70~80%の熱帯モンスーン気候。訪れた時は快晴で歩くと汗だくですが、それなりに気持ち良かった。 仕事の合間に街を歩いた。 港があるマリーナ・ベイに泊まり、今話題の屋上にプールが浮ぶマリナーズ・ベイ・サンズ、その下に拡がる大きなショッピングモール、またアートサイエンスミュージアム、さらに地続きで拡がる近未来ガーデン、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイを訪れる。 いずれも目を見張るスケールで、興味をそそる充実した内容と質を備えていて楽しい時間を凝縮して過ごせる都市環境となっている。 民族・宗教も多様でレストラン街は中華・インド・マレー・洋食・日本食とさまざまな料理が街中にあふれていて楽しい。特に果物は美味しい。 学生時代に丹下健三事務所でアルバイトをしていたときに模型で製作した、ワン・ラッフルズ・ブレイズ(63階建)を街中で見かけ懐かしくビルに入り、夕方屋上にあるバーを訪れた。 また日中に有名なシンガポール動物園も訪問し、珍しいオープン展示で動物に近く広々としていて各動物のスペースもゆったり作られたすばらしい環境。オラウータンの施設も生態をよく見る事ができ、数と規模・内容が素晴らしかった。隣接する世界最大の淡水生物パーク、リバーサファリは世界の川や湖の生物を展示し大型の魚や約10頭が泳ぐマナティーもじっくり観察でき時間を忘れて過ごした。 シンガポールは北海道とほぼ同じ人口で約540万人、面積は北海道の0.834%、GDP(総生産)は約32兆9000億円(北海道18兆4000億円) 領土が狭い中で、集中して世界有数の施設をつくり上げる考え方は明快で多くの人が集まる都市環境、船舶海運はじめ観光業も世界屈指であり、小さな国ではあるが、“ダイナミック”で魅力的な環境は街全体に心地良い賑わいをもたらしている。 コンセプトをしっかり考え、コンパクトな中にも訪れて、また住んで楽しい街づくりのヒントが多くあった。

知床へ

2日間、時間ができて知床へ行ってきました。 ウトロでは、カラフトマスが海岸に近づき、道路沿いからもオジロワシの飛ぶ姿を見ることができました。 思った以上に俊敏で海面の魚を狙う姿はダイナミックで、しばらく見とれていました。 遠くの止まり木に尾のない大型のシマフクロウらしき鳥をみつけ、まさかそう簡単に見ることはできないと思いながらも、ネイチャーセンターの方にお話すると、私が見たエリアの谷にシマフクロウが営巣しているとの事で、実はたまに見ることができると伺い、改めて驚きました。あいにくの雨でしたが、知床五湖の一つを巡り、2ヵ所のネイチャーセンターに立ち寄りました。 自然や環境、特に野生動物について学ぶことのできるわかりやすい展示でした。 世界遺産のポスターが素晴らしく、いくつかの動物の絵はがきを求めました。斜里在住のあかしのぶこさんの作品です。 あいにくの天候で船には乗れなく残念でしたが、昨日はくじらとシャチを船上から見ることができたとレンジャーから聞き、またの機会に是非来たいと思いました。  

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