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(blog)北海学園大学工学部建築学科 卒業設計中間発表

先週関わっている北海学園大学の中間審査に行ってきました。 来年の2月提出にむけての中間発表で各人各様のテーマと表現で 例年のことながら今の時代にテーマを設定することがまず、大変な 事であることを改めて感じました。 純粋に手掛りを用途と場所のみから創作するだけではなく、社会問題、 環境問題、都市問題など、検討する要素が加わりテーマが複雑な背景を もった作品が多くなってきました。 とても建築だけのアプローチでは解決できない事や造形力がはたしてどんな 意味を持つのか考えさせられる、そんなテーマもあります。 2月に作品という形で表現されるのを楽しみにしております。

(blog)建築家セミナー ・ 小樽ワークス 

11月20日は所属する日本建築家協会北海道支部主催で道内の旭川、函館、 帯広、釧路の各地区のメンバー6人の作品発表を行い、40名を越える参加があり、 各地区の材料、道南杉や唐松などの地場の材にこだわり職人さんと力を合わせた 作品や旭山動物園舎など地区に根差した活動をみて、建築家の役割を改めて感じた セミナーでした。 11月24日は、小樽ワークスのメンバーで坂牛邸の除雪と雪囲いを行ってきました。 11名のメンバーで今後の対応を検討しながら近隣へもご挨拶に行きました。

建築家プラザLIV 住宅見学会開催のお知らせ

11月30日に、建築家プラザLIV主催による住宅見学会を開催致します。 お客様のご協力を得まして、当事務所設計の住宅も見ていただくことが出来る予定です。 詳細に関しまして、こちらを御覧ください。 建築家プラザLIV http://www.plaza-liv.net/index.html

スパイラルハウスのシンボルツリー、ヤマモミジ

先日、小樽の住宅の植栽を選定しに北広島の園場に行ってきました。 庭に目隠し用のニオイヒバや、シンボルツリーとして株立ちのヤマモミジを見に行き、 大変広い園内を歩き、とても気持ちの良い時間をすごせました。 山の中に6mのヤマモミジがあり、少し大きいようですが候補の1つとして選定しました。 他にもブナの樹林が立っており、初めて見ましたが木肌が独特な表情でした。   (遠藤謙一良)

歴史的建築物の動的保存と環境的アプローチ

11月15日北海道大学総合博物館のシンポジウムに参加しました。 歴史や設備の大学教授と、医師で元再生建築のプロデュースを手掛けた女性、 ゼネコンの設備エンジニアの4人のパネラーが、北海道に再生建築の実例や パネラーの元の会社が所有する熊本の再生建築を動的に保有活用する内容で、 立場の違いから、再生のアプローチの多角的な視点で生きた保有再生の意義や 手法・プロセスと立体的なイメージで伝わり、わかりやすいシンポジウムでした。 司会は主催者で実例の1つとして紹介された熊本オランジュリ(元第一銀行熊本支店) のオーナーの暖房メーカー”ピーエス株式会社”の平山氏が進行しました。 特にオランジュリは、一企業が解体される建物を買い取り、4年かけて快適で素晴らしい デザインの建築に再生し運営活用しており、 残し活用した意義は地元の人々に街を考える上で 大きな足跡と指針を残した事を思いました。 (遠藤謙一良)

石狩の住宅(スチールハウス)

石狩でスチールハウスが着工しました。 来年3月竣工予定です。 鉄骨造2階建で、意匠的にも鉄を多様する為、ディティールやデザインを詳細に検討しながら進めていきます。

竣工写真をUPしました。村田歯科クリニック・武蔵デンタルクリニック 

竣工写真をUPしました。  村田歯科クリニック 札幌市中央区 街の喧騒に対して陰影により奥行きをとるファサードが特徴の歯科医院です。 武蔵デンタルクリニック 旭川市 街中の周辺環境によるプライベートな診療空間の確保、また自然光を取り入れるための開口などの検討により適切に凹凸の多角形となった変形プランニングの歯科医院です。

建築家 竹山実

  新建築住宅特集2008年11月号に私の師 建築家 竹山 実 氏 の記事が掲載されています。 ”70年代名作住宅再発見”のテーマの中で、ポストモダニズムについて 中谷 礼仁 氏 が書かれており、 イギリス人 建築史家 チャールズ・ジェンクス が書いた POST‐MODERN ARCHITECTURE の表紙をなぜ日本人 建築家 竹山 実 の作品が飾ったのか、今や建築史の中で歴史修正主義として位置づけられている。 ポストモダニズムとは何だったのかと、当時の当事者に質問や対話の形で経緯や真意を探る内容になっています。 少々難しい内容ですが、私も当時学生でしたがモダニズムの延長の中にある教育の中で、モダニズムと対極の地域性豊かな建築や過去の歴史に近づいた建築が出はじめた頃で POST‐MODERN ARCHITECTURE は建築を意味や解釈の捉え方で豊かな可能性を示す事を示唆する地域的なもの、グローバルなもの、過去と現在を同時に多元的に考える事がポストモダニズムの本質です。 現代建築もポストモダニズムの定義の中に入ると私は考えます。 アメリカの建築家 ロバート・ベンチューリー の”複合と対立”同様、近代から大きく現代へと建築の舵を切ったムーブメントと捕えています。 いずれにしても専門的なお話しですが、私が大きく影響を受けた事でしたのでお知らせします。   (遠藤 謙一良)

小樽の住宅(スパイラルハウス)

  小樽の住宅がほぼ出来上がりました。 外構の塀や一部の内装仕上を行い11月末に竣工予定です。 足場が外れ、予定通り朝から夕方に掛けて光が入り一安心しています。 南側に2層の住宅が接近しており、南北に細長いプランでバランスの良い光の環境は大切なテーマの一つでした。 外構と道路の取り合いも、市役所の道路計画で確認し詳細を決定しました。 (遠藤 謙一良)

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