NEWS & BLOG

Post archives News List

週間MEMO

現在、長野県白馬村で2件の工事が進行中です。 1件は木造のコンドミニアムです。 2件目はRC造のコンドミニアムで、壁ラーメン構造を採用し、内部空間に柱が現れない構造とし、開口部は山並みの眺望を最大限取り込むために、コーナーには細い鉄柱で支えています。  

□「函館時任町の家」が有形文化財に登録されます

昨年、弊社で設計監理をさせていただきました 「函館時任町の家」が オーナー様の目標でもありました登録有形文化財に 今秋をもちまして正式登録されることが決定いたしました。 住宅の計画がスタートする以前から 歴史的建築が積極的に利用されて残ることを目指しておられた方で 現在では再現の難しい外観は極力残し、内断熱による断熱改修で 快適な生活を成立できるようにすすめ、 内部の微細な細工の施された座敷と縁側は 補修のみで残す方向で計画・監理を完了いたしました。 昨年には、リプランの「活かす!変わる!Re・home」に 歴史的建築が快適に使われる様子を取り上げていただき 今回は、文化財登録ということでオーナー様の意向が 結果として表れてきており、うれしく思います。 我々も、今後このように歴史的建築の積極的な利用が増えることを願っております。

沖縄 首里の家

首里城の近くにある木造集落の中の住宅の再生プロジェクトで、62年前に建てられた沖縄伝統の木造住宅の復元プロジェクトです。 全面道路は1.8mで、徒歩のみの集落です。 通路は花や木で飾られ、美しいアプローチを歩いて到着します。 周囲も同様な住まいが残る貴重な環境の中にあります。 沖縄の住宅は現在ほぼコンクリート造(RC造)が主ですが、かつては木造が主でした。 戦争や台風などの環境により大きく変わり、木造の大工が大変少ない状況です。 長い年月で増築が加えられた家を竣工当時のシンプルな形に戻し、水廻りのみ法の許容範囲で増築。 傷んだ構造を修正、構造補強し、内部は木を表しとし、外装に無塗装の杉板と琉球漆喰、塀には一部琉球石灰岩を積み上げ、沖縄の伝統的な家屋の本質を再生し、 一方で、快適に住むための水廻りを一新し、開口部は台風に備え雨戸を設置します。 居間の庭に開く大きな窓は、詳細をつめて地元で製作を進めます。 土地約176㎡の中心に約62㎡の平屋が配置する住まいですが、周囲もほぼ平屋のためか開放感があり、身体に心地よいスケールで、心身が落ち着く快適な空間です。                             保存 保存 保存

札幌伏見の住宅

先週末、竣工式を神主のもと執り行い、無事終了、引渡しとなりました。 予定通りの光に包まれた快適な住まいとなり、ロケーションとして街の風景・花火なども楽しめる気持ちの良い空間です。    

コトニ歯科

札幌地下鉄琴似駅の直上にある紀伊国屋ビル3階で8月開院予定の歯科クリニックがほぼ完成に近づいています。 木質をバランス良く取り入れたシンプルな中に暖かみのあるデザインです。 高度で安全・清潔な医療環境の機能を完備。 HPの表現は、クリニックの医療の方針とコンセプトを明快に、やわらかくパーソナリティが伝わる内容にデザインされています。 サインデザインに地域性と明快な認知しやすいアイデンティティを表現しています。  

札幌双子山の住宅

双子山の小高い丘の上、絶景のロケーションの土木工事がすすみ、いよいよ基礎工事がスタートしました。 岩盤を砕く難工事ですが、敷地探しからスタートし、3年越しでいよいよ建上げます。 ロケーションを優先し、木造で2方のガラスの角の柱を撤去したフレームのデザインです。 保存 保存

Ash Hair

7/12に盛大に上棟式が開催されました。 木造平屋開口 25.2mの大きなワンルーム空間で、登り梁の天井からの光が射し込む、 大きく気持ちの良い空間が特徴です。          

小樽 富岡 SKY HOUSE

小樽港、石狩港を望む丘の上(崖の端部)に2階を主階としたロケーションを活かした住まいです。1階から階段越しに海を眺めながら2階へアプローチします。 水平に広がる風景に、水平な構成を活かしたデザインとし、ガラスの透明感が感じられるファサードとなっています。   保存 保存

公益社団法人 日本建築家協会

さる6/24、所属する(公社)日本建築家協会(JIA)の全国理事(22名)となり、同時に 北海道支部長を兼任することとなりました。 JIAは全国4,000名の日本で唯一、専任の建築家団体で、北海道には160名が加盟しております。さまざまな活動を通して、より豊かで創造力に富んだ住まい、街、地域を市民の皆さんと積極的につくっていきます。 プロフェッショナルとして高度な研鑚を重ね、社会から求められ建築家が活躍できる環境をつくります。

小樽 梅ケ枝内科・眼科クリニック

11月の竣工を目指し上棟しいよいよ仕上げに入る段階となりました。 長く地域医療を行ってきた医院の建替で、既存のクリニックを開院しながら空地での建設となります。既存施設の一部を解体し、設備のインフラを一部やり換えての工事をすすめています。敷地が幹線道路の角地であり、古い街並みが残る地域環境です。 建物は地域の落ち着いた色合いの中で少し明るい仕上げとし、低層のスカイラインを守りつつ曲面を多く使い角地での視線の変化にやわらかく対応しました。半円型の待合は道路に対し医院の存在感を建築としてしっかり表現し地域の新しい顔となる事を意匠しています。かつての賑わいが溢れていた街並みは表情を失いかけている環境に確かな人が集まる場所をわかりやすく作る事がこれから求められている大切なテーマのひとつと考えます。

Category
New Posts
Archives