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第2回北のウォール街アートプロジェクト2011作品が完成しました

7月24日夜アーティスト山田良氏と札幌市立大の学生4人により作品が完成しました。 完成すると光が大変美しく、旧商工会議所のかつての諸室(事務所・ホーム・廊下)が新たな道でつながり白い布で床が一体として つながる不思議な空間です。夕方外の光が落ちると、床を照らす光が既存の床の縁を反射し深い海の中に建築の壁や天井が見た事の ない光の中で浮かび上り改めて旧商工会議所の壁から建築の存在感の高さをしっかりと感じる事ができます。図像として、床の布を みると白い海が光り反射して美しく、また図像として建築をみると白い床は全てをニュートラルにつなげる図と地の地として建築を 強く顕在化する作品です。 旧商工会議所の建築の魅力とアートが共存する作品です。 建築家として、アーティストとしての視点から空間全体と対峙する素晴らしい作品となりましたので是非ご覧下さい。

上江別歯科・矯正歯科 上棟式

7月18日(大安)に上棟式が行われました。 当日は、餅まきを行い、近所の方々・子供が250人以上集まって、お施主様・大工さんが躯体に上がり2回に分けて餅まき(歯科医院ですので歯ブラシも!)を盛大に行いました。 直会も行われ、まずは順調な現場の進行に一安心し、和やかな楽しい一時でした。 写真は内部の登り梁が光で美しく浮かび上がる光景です。 青い鯨のようです。

第2回 小樽北のウォール街アートプロジェクト2011のお知らせ

昨年に引き続き小樽の歴史的建造物旧小樽商工会議所(現在未利用)にてアートプロジェクトと建築見学会・フォーラムを開催致します。 歴史的建造物に多くの方にふれていただき、アートによる空間の可能性を考えフォーラムにより観光学的見地から歴史的風景や環境・文化遺産活用による小樽の未来を多角的の考える企画です。主催はNPO小樽ワークスです。 無料ですので、是非お気軽に御参加下さい。 旧小樽商工会議所アートプロジェクト かつて小樽は北海道の経済と金融の中心として明治末から昭和の初めにかけて発展しその当時建てられた歴史的近代遺産・近代建築が現在も小樽市内に多数存在する日本の中でも有数の近代建築が遺る貴重な街です。 特に港に近い色内大通りはかつて北のウォール街と呼ばれ旧銀行をはじめとする歴史的建造物が多く遺っておりますが、残念ながら現在は閉鎖され街の空洞化と建物の傷みも進み維持管理が難しい状況となっております。 堺町周辺は歴史的建造物が商空間として再生して観光名所となっておりますが商業利用以外の新たな活用方法を考え、これからの成熟社会に相応しい観光都市小樽を考え創造する事が急務と思います。 夏休みで多くの観光客が訪れる期間に現在閉鎖されている旧小樽商工会議所を一般公開し内部にアーティスト・山田良氏(札幌市立大学講師)によりアー トプロジェクトを展開しアートの魅力と、使われていなかった空間が“アート空間”“生きた空間”として再生し、改めて建築や歴史の意味や価値を市民や多く の方々と考える場所を目指します。また期間中シンポジウムを開催しアートと空間の魅力・観光都市小樽にとっての建築文化・歴史の重要性と可能性について広 い視点で議論される内容を企画しております。 過去から現在そして未来へ歴史と文化が共存し、観光都市小樽について経済的に再生する事を考えるプロジェクトです。 開催地 小樽市色内1丁目6-32 旧小樽商工会議所 日 程 2011年7月25日(月)~8月7日(日) 時 間 11:00~18:30 土曜日のみ 11:00~20:00 フォーラム 開催地 小樽市色内1丁目6-32 旧小樽商工会議所 日 時 2011年8月6日(土)15:00~17:40 テーマ (仮)小樽を歴史的建造物・アート・観光を通して考える 講師 石森 秀三 氏(北海道観光学高等研究センター長 大学院教授) 池ノ上 真一 氏(北海道大学観光学研究センター助教授) 山田 良 氏(美術家・札幌市私立大学講師) 主催  NPO小樽ワークス 共催  小樽商工会議所企画・政策委員会 小樽建設事業協会 小樽市官工事業協同組合 小樽市後志電設業協会 後援  小樽市 社団法人 小樽観光協会 社団法人 日本建築家協会北海道支部 社団法人 北海道建築士会小樽支部

上江別歯科建て方

上江別で進めていますクリニックの木造建て方が始まりほぼ木組みが立ち上がりました。 平屋ですが内部は登り梁表しで登り切った高い天井上部の東面・南面にいくサイド窓があり、朝から午後にかけてクリニック内に光が配光される構成です。 外観は広い敷地にゆったり配置され最終的には樹木や花が植栽されるナチュラルな景観を目指します。

北欧の美しいくらし LIFE&DESIGN ~織田憲嗣コレクション~

6月下旬にスタッフ全員で道立旭川美術館で開催されている北欧の美しいくらしLIFE&DESIGNに行ってきました。 1950年~60年代中心の家具&クラフト300点の展示で家具・椅子・照明・食器・クラフトと生活に関わる身近な美しい作品に触れそのクオリティの高さと日本の感性 に通じるシンプルな中の自然・ナチュラル指向が心地良さにつながっているものと改めて感じました。 デンマークは北海道と人口規模はほぼ同じ(約500万人)ですが、ハンス・ウェグナー/フィン・ユールで数多くの名作がつくられました。 キリスト教 前の自然指向も加わり、独自の世界観が魅力となっていると思いますが、北海道でもより一層独自の美しい創造の世界が展開される事を願いまた目指したいと思います。 東海大学旭川校舎で同時開催されているフィンユール展にも行き、特に名作イージーチェアNV45に魅了されました。 冊子もいいただき大変良い展覧会でした。特にフィンユール邸が最高で、庭と空間の関係性・家具と開口部やしつらえは素晴らしいと思われました。 カンディハウス工場見学 カンディハウスの工場をカンディハウスの井上様に2時間半たっぷり御案内いただきました。 日ごろお世話になっておりますが、家具を素材の状態から加工・組立・仕上・塗装・革張り・製品チェックと一貫して見学することで、ものづくりのこだわりとクオリティ・デザイン性の高さを改めて感じました。 ショールームも拝見し、木へのこだわりがブランドを作り上げている事、そのエネルギーの高さが素晴らしいと感じました。 6月24日第3回日本建築家協会北海道支部、北こぶし賞受賞講演「竹山実~もう一つの建築」 建築家竹山実先生が久々に札幌で講演を行いました。 地震の札幌出生から大学・アメリカ留学・北欧での建築修行に触れ、その間ハーバードでのコルビュジェ・セルト・イサムノグチ、また北欧で自身が語る最も影響を受けたシドニーオペラハウスの設計者ヨンウッツォンとの思い出、 アルネヤコブセン・ヘニングラーセン事務所といった修行時代から、建築を本気でやろうと好きになるまでの創造者としての大切なプロセスについてのお話をされました。 実務ではもっぱら建たなかったコンペの話をされ、現在もチャレンジしていることの意味と価値を伝えてくださり、想像力の大切さを語りました。 竹山先生の今日にいたる建築に対する興味と書籍のきっかけはハーバードの 建築史学ギーディオン「空間・時間・建築」がその一端と話されておりました。 終りの質疑が多く40分位明快な中にわかりやすい丁寧に答えられていたのが 印象的でした。貴重なセミナーとなりました。 その前日は一泊で仕事で日光に久々に行き湖畔や環境をみてきました。 標高1200m位のいろは坂を車で登ると32℃の東京が24℃位と大変気持ちの 良い気候でした。 夜横浜により小さいですが美味しい中華をいただきましたが中華街全体の 人は少なかったです。

HBCテレビ「グッチーの今日ドキッ!」6月15日(水)午後2時55分~「小樽・銭函 光庭の家」

小樽にある、「銭函 光庭の家」がHBCテレビ「グッチーの今日ドキッ!」住宅特集(6月15日(水)午後2時55分~)で放映されることになりました。 設計の上の工夫などが実際の取材映像でご覧頂けます。是非ご覧ください。 「銭函光庭の家」 概要 この住宅は、旧家屋の建て替えでスタートしました。 南側に長い間手を入れ育ててきた日本庭園があり、四季を通して庭の草木の変化を生活の中で楽しめることをテーマにプランを計画しました。 クライアントはすでに仕事をリタイアされており、将来性も考え基本的に1階で生活できるプラン構成です。 南面の陽の入るところに、一日の大半を過ごす居間と食卓を設け、天候の良い日は外でも快適に過ごせる大きなテラスをリビングに併設しました。 平屋の中にも吹抜上部から朝夕と光が採光され、明るく光溢れる空間となっています。 廊下等の寸法もゆとりをとり、収納もしっかり確保したシンプルな住まいです。 断熱性能も高く、電気で蓄暖される温水パネル(メガ2000)を採用し、電気ボイラーの約1/4程度のエネルギーで暖房が出来ます。快適で省エネな住宅を目指しています。 仕上は内外共素材感を大切にし、時間の経過とともに質感の深みが感じられる住空間を目指しました。

庭を巡る(富良野~旭川)

庭づくりを見学する為6月12日にスタッフと富良野~旭川を巡ってきました。 朝札幌を出て富良野の風のガーデンを訪れました。 庭はまだ2割位でしたが、新緑の中気持ち良く歩けました。 風のガーデンはイングリッシュガーデンで、土塀がランドスケープを構成し、程良い位の領域をつくっていました。 花や草の種類は多く、樹木とのバランスや舗道の仕上など参考になりました。 園内にロケに使われた建物がお店と変わり、さりげない風景の1つとなっており、 松林の下方の草原の中に苗を販売するハウスと今見てきた苗の木が売られており、キレイな花を何株か購入しました。 次に支那虎で昼食を頂き、富良野マルシェへ寄りました。 こちらは道の駅が進化した構成で地元食材販売や食の店舗があり賑わっていました。 冬を考えてみると雁木や大きめのホールで繋ぐプランの方が良いのではと思いました。 車を旭川方面に進めると六花亭カンパーナの表示があり、誘われるままに向かうと小高い丘に登り、 一面が葡萄畑の中に富良野を眼下にした、六花亭カンパーナがありました。 まるでワイナリーのような佇まいで、鐘の塔もあり、まるでヨーロッパの風景の中にあるような美しく壮大な風景が展開されていました。 本館は傾斜屋根がダイナミックな空間をつくり、大断面の木造でハイサイドから光が入る明るい空間となっており、何よりも北面に拡げる大変気持ちの良い空間でした。 手摺もフレームレスのガラスで視界の透明性を大切にしたデザインです。 切妻屋根の美術館は国松 登・明日香・希根太の3代の個展が開催されました。 アプローチから始まり展望テラスに帰結する構成はグランドデザインをしっかり考え抜かれ、 シークエンスが楽しい時空をデザインした施設で、いつもながら感心させられる構成力でした。(清水寺のようです) 建築の構成材料は木構造で無塗装の仕上に和を感じ違和感のないイメージでした。 次にファーム富田へ立ち寄りました花がキレイでしたが、商空間が多すぎて全体のグランドデザインが足りない感がありました。 上富良野に立寄り、夕方頃、旭川にある上野ファームを見て戻りました。 花の種と量の多さに圧倒され生命力を感じる素晴らしいカジュアルな庭でした。 どんどん北海道がデザインと創造力でより素晴らしい環境となってきています。 遠藤 謙一良

エコハウス見学

5月28日・29日建築家プラザLivの建築家~ニバルが、札幌ファクトリーアトリウムで開催され両日参加しました。運動会の日程と重なりましたが、多くの方々に見ていただきました。 project2000では設計料込2000万円位のプロジェクトで小規模ですが土間のダイニングが庭に開かれた提案をしました。コストは少しオーバーしてしまいました。 5月30日(月)は、スタッフ全員で下川町のエコハウスを見学しました。地元の木材を利用した理想的な建築で、断熱材や内部で使う障子まで地元の素材で作っていました。冬の熱環境も体感するともっと理解できたと思いますが、これからの方向性を感じることができました。 次に町のバイオマスプラントを温泉施設で見学し、燻煙する木材の工場も見学することができました。午後からは昭和木材の広葉樹の製材工場を訪れ、原木からの加工プロセスを見る事ができました。 工事中の旭川駅も見て、大黒屋のジンギスカンを美味しくいただき帰りました。今年は道立旭川美術館で6.1~7.3まで北欧の美しいくらしLIFE&DESIGN展、6.18~7.3まで東海大学(旭川)でフィン・ユール展、またカンディハウス工場見学会やパーティがあり旭川に通う事になります。旭川は木の聖地でした。

little rock hills

岩見沢の郊外にイングリッシュガーデンを基本とした丘の中にあるcafe [和徳石庵]を訪れました。 軟石と木造によるシンプルな切妻の納屋でインテリアはイギリスの家具を基本とし、木を基調とし、窓から田園の緑の風景が広がる気持ちの良い空間でした。 農具も飾られています。 オーナーのはからいで広い庭を犬と散歩しました。 庭園内に英国風コテージ、レストラン、フォリーがあり楽しい一時でした。 写真は後ほどアップいたします。 遠藤 謙一良

『LIV建築家〜ニバル2011 vol.5』5月28日(土)・29日(日)開催のお知らせ

サッポロファクトリーアトリウムにて『LIV建築家〜ニバル2011 vol.5』が5月28日(土)・29日(日)に開催されます。 毎年行われているこちらのイベント、一般の方々に建築家を認知して頂き、また気軽にお話していただく場として私たちも参加する建築家プラザLIV主催にて開催されています。 今回のイベント用にプロジェクト2000という、2000万円で建築家と家を作る、と言うプロジェクトの新しい案も鋭意製作中です。 新築、リフォーム、設備エネルギーやメンテナンスといった事に対するあらゆる疑問やご相談にLIV建築プロデューサー、建築家、住宅に関する各分野の専門家がお応えいたします。 様々なイベントもご用意しておりますので、お気軽にご来場くださいませ。 ・ ・ ・ 建築家プラザLIV ホームページへのリンクはこちら

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